DEEN、武道館で感涙のオーディエンス
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<DEEN 15th Anniversary Live in 武道館~15年分のありがとう~>と題された一夜限りのスペシャルイベントだが、DEENにとって15年のキャリアの中で意外にも今回が初の武道館公演。当然ながらチケットは即日完売で、当日は日本全国から10000人を超えるファンが御祝いに駆けつけた。
客電が落ちるとステージ両サイドのモニターには今までの15年間の軌跡を追って全シングル、アルバムの紹介映像が流れ、最後に6月4日にリリースされた『DEEN PERFECT SINGLES+』の紹介が終わると、本人たちがステージに登場、いきなりのヒットシングル「瞳そらさないで」を演奏し、観客の興奮は1曲目から最高潮のテンションに。
ヒット曲を惜しげもなく並べたメドレーを、本編の前半、後半と2回に分けて披露。前半ではバラード曲を集めたメドレー、後半はロック曲を集めたメドレーでファンを魅了、終盤「翼を広げて」ではファン全員で大合唱し、この日のピークを迎えた。
ギターの田川はステージ上から、「15年間本当にありがとうございました。この先15年もやっていけるようにまだまだ走り続けていきます! みなさんこれからもよろしくお願いします!!」とコメント。またヴォーカルの池森は、「これを機にできれば年に1回、ファンのみなさんとここ武道館でライブを行っていきたい」とメッセージ。
最後に曲紹介でヴォーカルの池森が、「この曲なくしてDEENは存在しなかった。メンバーとも会えなかった。今日のこのステージに立っていなかった。」と語り「このまま君だけを奪い去りたい」をアコースティックで披露。最後にステージからメンバー3人声を合せて、マイクを通さず生声で“ありがとう”を叫び、全32曲、3時間におよぶメモリアルライヴは終了した。
その感動的なエンディングに、涙するオーディエンスが相次いだ。
「今年、僕らは15周年を迎えることができました。多くのファンやリスナーそしてスタッフが今まで支えてくれた結果、僕達は15年間音楽を続けてこれました。感謝以外に思い当たる言葉がありません。この気持ちを何か恩返しするとしたら、この先も僕らが、走り続けることだと思います。これからもゆっくり走って行こうと思いますので末永くよろしくお願い致します。15周年のアニバーサリーライヴを6月8日(日)に日本武道館で行ないました。僕達を支えてくれている人たちと15歳のお祝いをできたことを大変嬉しく思います。本当にありがとうございます。」──池森秀一
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