KOTOKO、「Special Life!」特集インタビュー
KOTOKO:そうですね。この曲って、「リアル鬼ごっこ」の舞台挨拶のときくらいに作った曲なので、正直頭の中がまだ「リアル鬼ごっこ」と「BLAZE」だったんです。だからその切り替えがけっこう大変でした(笑)。『仮面のメイドガイ』というギャグアニメの主題歌なので、前のお仕事を引きずっていては絶対にダメで。そこに捕らわれず、思い切り良くギャグな要素を盛り込みました。
KOTOKO:そのとおり、怪物ですよね(笑)。主題歌の依頼がなぜ私にきたんだろう? と思ってしまうくらいで(笑)。どうやって私なりの『仮面のメイドガイ』の主題歌にしようか、かなり悩みました。そこで監督さんとも相談したのですが、キャラクターどれかの視点ではなくて、私からみた『仮面のメイドガイ』を描く、という形でオファーを頂いたんです。じゃあ、私なりの『メイドガイ』の世界を描こうと、吹っ切れた感じで取り組みました。
KOTOKO:そうですよー! 私も、小山さんといえば洋画の吹き替えの、渋い声の俳優さんというイメージが強かったので、思わず驚愕しちゃいました(笑)! 改めてすごい人だなって、尊敬しちゃいますよね。もともと私自身小山さんのファンだったので、一緒の作品に関わらせていただけたことも光栄でした。原作も勢いのある作品なのですが、アニメになることでさらに作品の持っているスピード感が際立って、よりわかりやすく楽しめると思います。
KOTOKO:やっぱり、“バカバカしさ”と“勢い”は絶対に歌詞に残さないといけないと思ったので、最初の掛け声は、とにかくテンポ感を重視しました。あと、どうしても“コガラシ”みたいな太い声を入れたかったんですね。だから、事務所の男性陣にお願いしたんですけど、誰も手伝ってくれなくて(笑)。なので、イントロの掛け声は私が精一杯男性の声を意識して叫んでいるんです。
KOTOKO:そのモンスターも、コガラシみたいに実体がある場合もありますが、自分には想像もつかなかったような出来事とか、思いもしなかった事態が自分に襲ってくる! というのが人生ですよね。この歌詞は、「そういう人生も楽しんじゃおうよ!」という意味合いをこめているんです。
KOTOKO:強いですね。普通が嫌だと思って生きてきたので、普通になりそうになったら、節目節目で全部壊していくみたいな(笑)、そういう人生を選んできたんです。私の人生観そのものかもしれないですね。
KOTOKO:やっぱり、ギャグマンガという意識がすごく強かったので、最初全部ふざけた感じで歌っていたんですよ。その次は可愛く、その次は男らしくって、いろいろな表情で歌ったのですが、どれもピンとこなくて。そこで、“じゃあ、いろいろな要素をミックスしよう”となったんです。抑揚をすごくたくさんつけて、瞬間瞬間で表情が変わるような歌にしようと。あと、ギャグ漫画の特有のセリフの勢いを歌に盛り込みたかったので、今回は音程にこだわるよりも、しゃべっているように感情を出して歌うのを心がけたんです。
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