SEAMO、“母さんって凄い存在なんだよ”
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夕方5時30分の開場とともに、抽選で選ばれた150人が日比谷花壇から当日プレゼントされたカーネーションを片手に会場を埋め尽くした。この母の日のライヴは、母子同伴が条件。SEAMOファンを中心に2代にわたって母子がそろったオーディエンスを前に、SEAMOは登場テーマの定番曲「SEAMO Go Go Go」で勢いよく登場したあとは、バラード曲の「Cry Baby」、そして「MOTHER」をじっくりと聞かせ、「Fly Away」で最後は盛り上がってイベント前半のライヴコーナーは終了した。
「MOTHER」演奏後のMCでは、「楽曲を聴いた母からメールがきました。“ありがとう。あなたの気持ちはうけとりました。”という内容でした」という話に会場内では涙ぐむ来場者も。
▲SEAMOプロデュースのiPodデザインケース |
ライヴで4曲パフォーマンス行った後、「僕なんて“母の日”には肩たたき券くらいしかあげたことがなかったんですが、いままで母親にかけた迷惑に対する気持ちをこの「MOTHER」という曲に託してみました。」など楽曲制作においてのエピソードも披露(※この様子はYAHOOライヴトークとしてインターネットでの生中継も)。
「実は1年ちょっと前からデモはあって、早くリリースしたかったんですが、母の日に近いほうがいいかなというのがあって、このタイミングまで温存する形になりました。これまではずっと自分のためだけにがむしゃらに生きてきたんですけど、自分がそういうことを考える年齢になってきたということと、やっと人のことを考える余裕ができてきんでしょうね。そこでふと考えた時、“母さんのことを書こう”って思ったんです。この曲は自分の体験を元に書いてますが、皆同じような経験があると思います。この歌で“母さんって凄い存在なんだよ”ってことをわかってくれたら嬉しいです。」
「母親に心配かけないで、一番安心してもらえるのは仕事でうまくいくこと。今年も馬車馬のように働きます!」と語るSEAMOだが、その想いは母を思う世界共通のもの。母の日のみならず、この日をひとつのきっかけとして、博愛の精神と共に邁進する毎日を送りたいところだ。
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