故郷を冷遇したため? リンゴの人形、首を切られる

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リバプールが今年の欧州文化首都(European Capital of Culture)に選ばれたことを記念し、庭木を刈り込み実物大のビートルズ人形が作られたが、何者かによってリンゴ・スター人形の頭部が切り落とされた。リンゴは故郷の文化首都任命を支援し記念式典でパフォーマンスしているが、その後「リバプールに恋しいと思うことは何もない」と話し、地元の人々からひんしゅくを買っていた。

BBCニュースによると、危害を加えられたのはリンゴのみで、ほかの3人のメンバーの人形は無事だったという。刈り込み人形は18ヶ月をかけ制作され、先月、South Parkway駅で公開され始めたばかりだった。植物でできた彫刻だけに、元に戻すのは容易ではないかもしれない。

リンゴは1月、BBCの人気インタヴュー番組『Jonathan Ross』に出演し司会者から「リバプールで恋しいことは?」と訊かれた際、「何も」と答えていた。

先月の公開以来、リンゴ人形が攻撃されるのはこれで2度目らしい。駅の職員は「この前は、リンゴの頭部が押しつぶされた。今回、これを行った奴は切断する道具を用意してきたに違いない」と『Daily Mail』紙に話している。

Ako Suzuki, London
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