平井堅×宮沢りえ“歌唱と演技の真剣勝負”

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4月23日にリリースされる平井堅のニュー・シングル「いつか離れる日が来ても」のミュージック・ビデオで、女優・宮沢りえと平井堅との共演が実現した。

平井いはく「(曲の)タイトル的にはちょっと悲しい匂いがありますが、実は真逆の恋愛絶頂期の二人の曲です。好き過ぎて愛し過ぎて不安になる。その「不安」にフォーカスを当てて書きました」と語るこの楽曲。

ミュージック・ビデオを制作する際には「歌唱と演技の真剣勝負で表現したい」というアイデアをだしたのは平井堅本人だったそう。ミュージカルのように演者が歌と演技を同時に表現するのではなく、歌のプロと演技のプロがそれぞれの表現に徹することでジャンルの垣根を越えて、ひとつの作品(ミュージックビデオ)をつくる、という今までのミュージックビデオにはなかった斬新な視点で作り上げたかったという。

そしてこの“真剣勝負”の重要な相手役となる女優に、平井堅が真っ先に思いついたのが宮沢りえだった。もともと、平井堅本人が宮沢りえの出演する映画や舞台を観て、その演技に魅了されていたらしい。

そんな二人の初めての共演は、約1年前に出演した対談形式のテレビ番組。その縁あって、宮沢りえは今回のミュージック・ビデオ出演のオファーにも制作の意図に賛同し、快諾。宮沢りえにとって、初のミュージック・ビデオへの出演となった。

映画や舞台の演技とは違い、撮影に臨む前に少し戸惑いがあったらしく、また平井堅もミュージックビデオの撮影で女優との共演するのが初めてだったため、いつもにはない緊張感をもって撮影に臨んだそうだが、撮影が始まってみれば初共演とは思えないほど二人の息はぴったりで撮影は順調に進行したという。

二人は恋人同士という設定で、午前中から都内近郊の川原でロケを敢行。散歩をする朗らかなシーンもあれば、まだ肌寒い春先に濡れながらの雨のシーンを撮影したり、部屋のシーンでは恋人同士の何気ない日常を表情豊かな演技で表現している。

平井堅本人コメント
「“歌い手と演者の真剣勝負”というコンセプトのもとミュージックビデオを作りたくて、今回、宮沢りえさんに直接出演のオファーをさせていただき、快諾していただいたことに感謝しています。また、本当にすばらしい演技をしていただいて感動しました。ありがとうございました」

■オフィシャル・サイト http://www.kenhirai.net/
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