KOTOKO、「BLAZE」特集内インタビュー
KOTOKO:今回に関してもそうですけど、結構ミラクルなんですよね。あえて“1曲の中で自分の歌い方を変えよう”と気負っている部分は特になくて、自分で書いた歌詞と曲の持ち味を合致させようとした結果の中で、生まれたものだと思っていて。要するに、楽曲に恵まれているから、いろいろな歌い方が生まれてくるんだと思うんです。ただ私自身、楽曲にドラマ性があるものは凄く好きなんですね。1曲数分間の歌の中で、きっちりドラマが見せられるアーティストになりたいと常に思っていますし、そういうことができるアーティストに憧れますね。
KOTOKO:私、人の事が気になっちゃうんですよ(笑)。もっとアーティスティックで、“自分は自分、まわりは気にしない”という人もたくさんいると思うんですけど、私はそういう芸術家肌というよりは、聴いてくださる人に近いタイプで、まわりも気になるし、比べちゃうし、成長したいし、みたいな(笑)。まだまだ勉強しなくちゃいけないこともたくさんあるので、そこはファンの皆さんと一緒に成長していければなぁ、と思っていますね。
KOTOKO:そうですね。確かに、自分の中から生まれないタイプの楽曲だったので、いろいろな刺激になりました。こういうことがあると、改めて高瀬さんや、いろいろなクリエイターのいるI'veで一緒にやっていることが幸せだと感じられるんです。言葉にすると安っぽい感じになりますが(笑)、出会いの奇跡を感じていますね。
KOTOKO:思いっきり成長させましたね! 私の前に川田まみちゃんがED曲を担当していて、彼女は「triangle」という曲で、初々しい恋愛の三角関係を描いたんですね。そこで私は、“三角関係のその先”を描こうと思ったんですよ。このタイトルは哲学用語で、複雑化した人間関係を量的に計る、というような意味合いがあるんですね。三角関係だったものが、1点1本ではなく、1点からたくさんの線が出た状態で、多角形と多角形が絡み合ったような人間関係のイメージを表わしたくて、このタイトルを選んだんです。例えば、自分の恋のライバルがいるんだけど、そのライバルに対しては別の部分で認めていて、単純な恋敵とは思えずに苦しんでしまう、とか。人が成長すると生まれる人間関係の難しさみたいなものを、歌詞に盛り込んでいったんです。
KOTOKO:はい!言っちゃいました(笑)。私の小さいころからの夢なんですよぉ。『リアル鬼ごっこ』の主題歌を歌うことが決まったときに、“オバケ役でもいいから出してください!”って言ったら“いや、オバケ出ないから”みたいな(笑)。
KOTOKO:そうですよねー。今度何か機会があったときは、全力で演技させていただきますので! どうぞよろしくお願いいたします!
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