jaja、ストリートから大人のフュージョンを

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jaja(ジャジャ)は、ストリートから出現した大人のフュージョンバンドだ。ソプラノサックス、ギター、ベース、ドラムスの4人というシンプルな構成で、スタイリッシュでソフィスティケイトされた演奏を聞かせてくれる。

この4人の編成になってのが、2005年。それ以降は、日本を始めとして韓国、マレーシアなどアジア各国で活動を続け、合計7カ国でCDをリリースしている。日本では2006年に『jaja』『I Love You』をリリースし、『I Love You』は、韓国ドラマ『冬のソナタ』のチェリン役パク・ソルミがアルバムタイトル曲のピアノ演奏やPVにも参加するなどの話題を呼んだ。

2007年は日本全国のフェスやイベントに出演、8月に3rdアルバム『Blue Sky Blue』をリリースし、秋には全国ツアーを敢行。その最終日の模様を収録したライヴアルバム『Live! The Best』が2008年2月20日にリリースされた。

jajaの演奏は、ブルーズを核に据えた従来のジャズとは違い、とにかく爽やかで、耳に優しいフュージョン・ミュージックだ。だからジャズを知らないリスナーでも大丈夫。老若男女誰でもが楽しめる。

ここで楽しんでいただく「トウキョウ・カルメン」は、どこか昭和の匂いを感じさせるメロディラインが印象的な曲。サックスの中では一番高い音域を演奏できるソプラノサックスがメインテーマを哀愁たっぷりに歌い上げ、4ビートドラムスとランニングベースが絡む。ギターは時にはサポートにまわり、時には情熱的なソロを取る。なんともセクシーな演奏が楽しめる。

リリースされたばかりの『Live! The Best』は、jajaの集大成的なライヴアルバム。彼らの代表曲の全てが網羅されており、これからjajaを体験してみたいと考えている初心者リスナーにもピッタリの内容だ。

また、3月からは2008年のライヴツアー<Blue sky Blue 春>も始まる。大人の、都会の、オシャレな演奏を味わって見たい人はぜひ!

●「トウキョウ・カルメン」ライヴ映像
https://www.barks.jp/watch/?id=1000021243

●WHDエンタテインメント
http://www.whd.co.jp/

写真:(C) Yuki Kuroyanagi
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