ジブリと手嶌 葵を結んだ楽曲、ついにリリース

手嶌 葵といえば、スタジオジブリの映画『ゲド戦記』の主題歌「テルーの唄」。彼女がこの曲でデビューしたのはご存知のとおりだが、彼女とスタジオジブリを結びつけた曲の存在はそれほど語られていない。

そんな彼女のデビューのきっかけとなった楽曲が、３月５日発売のアルバム『The Rose ～I Love Cinemas ～』に収録されている。

きっかけとなった曲というのは、映画『ローズ』の主題歌「The Rose」。2003年と2004年に、出身地である福岡で行われたTEENS’MUSIC FESTIVAL 協賛＜DIVA＞に、そして2005年の３月には韓国で行なわれたイベント＜日韓スローミュージックの世界＞にも出場し、多くの聴衆を魅了した手嶌 葵。実は、当時の彼女が歌った「The Rose」が、スタジオジブリ鈴木敏夫プロデューサーの耳に届いたことから『ゲド戦記』、そして「テルーの唄」でのデビューへとつながっていったのだ。

今回リリースされるアルバム『The Rose ～I Love Cinemas ～』は、「The Rose」を始めとして、「Moon River」や「Over The Rainbow」など誰もが１度は耳にしたことのある洋画の主題歌を、高田 漣や天野清継、笹子重治、フェビアン・レザ・パネなど実力派ミュージシャンと共に制作。彼女は全編英語で歌唱している。

ヤマハが運営するMySoundでは、このアルバム収録曲の中から、「The Rose」を独占先行配信中だ。

デビュー作品も含め、映画と縁があり、気付けば常に映画と近いところに身を置いて来た手嶌 葵が、今日の自分を作ったと言っても過言ではない映画の名曲達。流すだけでその場を贅沢な空間へと変貌させる、うっとりするような美しい調べと艶やかな歌声は必聴だ！

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●『The Rose～I Love Cinemas～』のCD情報
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