ポール・マッカートニー、同情を密かに楽しむ

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ポール・マッカートニーが昨秋、心臓の手術を受けたと報道されていたが、本人はこれを否定するコメントを発表していた。マッカートニーはちょっとした不整脈が発見され検査を受けただけだという。

この誤った報道により、マッカートニーのもとにはお見舞いの電話やメッセージが大量に舞い込んだそうだ。しかし、そんなニュースが世界中を駆け巡っていることなど知りもしなかった本人には「??」。

マッカートニーはオフィシャル・サイトpaulmccartney.comに以下のようなメッセージを掲載している。「そんなニュースが流れているなんて知らなかったから、どうしてこんなにたくさんの人が僕の健康について心配してるのか当惑した。噂を静めるいい機会だ。1年前、定期検査でちょっとした不整脈を発見した。その検査をしなきゃならなかったんだ。もう大丈夫だって言われてる。メディアはそれを最近になって、大げさに報道しただけだ」

「心配してくれたみんなには感謝してる。密かにみんなの同情を楽しんでたんだけどね!」

健康問題だけでなく、離婚のトラブルについてもいろいろ書き立てられているマッカートニーは「メディアのいうこと全てを信用しないように」と付け加えている。しかし、手術を受けたという報道があった際、マッカートニーのスポークスマンはそれを認めるコメントを発表していたはずだが……。

何はともあれ、元気なマッカートニーは今月、ブリット・アワーズで功労賞を受賞し、スペシャル・パフォーマンスを行なう予定。

Ako Suzuki, London
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