タイムドメイン理論採用iPod用スピーカー「MXSP-4000.TD」

日立マクセルから、iPod専用スピーカーとしては初となる「タイムドメイン理論」採用のスピーカー「MXSP-4000.TD」が登場した。

タイムドメイン。これはタイムドメイン社の由井啓之社長が提唱する理論だ。

従来のスピーカーは“高域～低域がフラット（癖がない）ならば、原音に忠実だ” という考えのもとに作られている。一方のタイムドメインとは、音そのものではなく、音が発生してから消えるまでの“時間”を忠実に再現することで、原音を忠実に再現するというもの。つまり音の粒ひとつひとつの形を忠実に再現しているのが、我々が通常使っているスピーカーだとすると、タイムドメイン理論のスピーカーは、細かい音の粒ひとつひとつではなく、大きな塊の形（形成されてから消えていくまで）を忠実に再現している。

「MXSP-4000.TD」スピーカーは、角が無いラグビーボールのようなデザインの本体と支柱で構成されている。左右についたスピーカーユニット前面部のふちを緩やかな曲面形状にすることで、音はラグビーボール形状の曲面に沿って自然な形で空間全体へ広がっていく。つまり、リスニングポイントを選ばず、どこにいても臨場感あふれる音を楽しむことができるという。

また本製品では、本体と支柱の間に防振クッションを設けることにより、本体や床との設置面での不要な振動を抑制することができるほか、ユニットの後部に錘（おもり）を固定することでユニットの不要な振動を低減する。

さらに、タイムドメインスピーカーでは初めてのiPod専用ドックコネクタを搭載したのも本製品の特徴。第４世代以降のiPodや、iPod nano、iPod touch、iPod classicを手軽にセットし音楽を再生できるほか、付属のリモコンより再生 / 一時停止 / サーチ、ボリュームなどの基本操作が行なえる。

加えて、MP3やAAC、WMAなど圧縮された音源の超高域・超低域のノイズや音の歪みを抑え、より聴きやすい音質に切り替える「COMFORTプレイモード」を搭載する。

価格は実売で25,000円前後。あのビル・ゲイツも“自宅の7000万円かけたオーディオルームの音よりいい音がする！”と絶賛したというタイムドメインのスピーカー。この音は想像を絶する！ かも！


●製品詳細はプレスリリースで！（日立マクセル）

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