Acid Black Cherry、新曲が“ロック”である仰天の理由

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4枚目のシングル「冬の幻」が音楽チャートを賑わせているAcid Black Cherry。今回の楽曲は(壮大な)バラード。しかし、同曲には、“こいつは本当にロックしている!”と、誰もが納得してしまうような仰天の事実が隠されていた。

Acid Black Cherryからのコメント映像

その理由は、本日BARKSで公開されたコメント映像の中でyasu自身が語っている。この映像でyasuは、あるエピソードを披露。そのエピソードとは、“レコーディングの段階で生のストリングスを入れたものの、ミックスで容赦なくその音を下げた” というもの。

生ストリングスのレコーディングには、ミュージシャンの人数や広いレコーディングスタジオの確保などなど、相当な金額がかかる。手間と、そして何より予算をかけて収録したストリングスの音色。しかし、yasuが語ったように、完成した曲を聴くと “一体どこでストリングスの音が鳴っているの?” というくらいに、まったくわからない!

このエピソードを披露したあと“ロックでしょ?”と視聴者に問うているyasu。こんな“豪華な”ストリングスの使い方をするAcid Black Cherry、ストリングスのレコーディングにどれほどコストがかかるか知っている人ほど、“まさしくロックだよ…” と認めざるを得ないことだろう。

「冬の幻」は、UKロックを意識して作られた楽曲。確かに、ギターサウンドを中心に楽曲が構成され、さらにサビに向けて大きく壮大になっていくというドラマチックな展開など、いたるところにUKロックを意識したと思われる音が含まれている。個人的には、普段は邦楽を聴かないというUKロックファンにこそ、ぜひ一度「冬の幻」を聴いてもらい、その肥えた耳でUKロックファンならではの視点からこのAcid Black Cherryサウンドを語ってもらいたいところだ。ちなみにBARKSでは30秒のスポット映像を公開している。

なお、Recreation Track(カップリング)では、工藤静香の「恋一夜」をカヴァー。こちらは原曲のイメージの中にAcid Black Cherryの色を重ねたような仕上がり。30代以上には懐かしいぞ。


Acid Black Cherryからのコメント映像
「冬の幻」スポット映像

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