ストーンズの映画、ベルリン映画祭のオープニングに

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マーティン・スコセッシが監督したローリング・ストーンズのドキュメンタリー映画『Shine A Light』が、来月開かれるベルリン映画祭のオープニングを飾ることが決まった。

プレミアには、スコセッシ監督のほかストーンズのメンバーも出席するという。映画祭の主催者は「我々のオープニング・ギャラで、この素晴らしい映画を世界初上映できることを大変喜ばしく思っています」と話している。

『Shine A Light』は、'06年にNYのベーコン・シアターで行なわれたストーンズの2公演、および舞台裏、過去のレアな映像などを収めている。コンサート・フィルムという枠に留まらず、バンドの45年のキャリアを集約。『タクシードライバー』『レイジング・ブル』『ディパーテッド』など数々の名作を生み出しただけでなく、ザ・バンドのラスト・コンサートを撮影した『ラスト・ワルツ』('78年)の評価も高い鬼才スコセッシ監督だけに、ただのドキュメンタリーには終わっていないはずだ。その出来には期待が高まる。

今年第58回目を迎えるベルリン映画祭は、2月7~17日開催。ストーンズの映画のほか、マドンナが初めて監督した短編映画『Filth And Wisdom』も上映される。

Ako Suzuki, London
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