GOLLBETTY、「COOL MUSIC」インタビュー
G-YUN:そうなんです。私とTAKA-P(サックス)とHIROAKI(トロンボーン)が同じ中学出身で、高校生のころ同窓会をしたときに“バンドやらん?”って話が出たんですよ。結局、その時は流れたんですけど、しばらくしたら突然TAKA-Pから“やっぱりやろうよ”って電話がかかってきて。ホント、最初はすっごく軽いノリだったんです。
MISSY:当時、僕は(島根)から出てきて、TAKA-Pと同じ名古屋の大学に行ってたんですよ。それで部屋にギターが置いてあるのを見たTAKA-Pに、“ギター弾けるならバンドやらん?”と誘われたんでOKしたら、G-YUNちゃんとHIROAKIを連れてこられて。
G-YUN:“GOLLBETTYです!”って(笑)。3人のときから、GOLLBETTYっていうバンド名だけは決まってたんですね。HIROAKIくんからの“(バンド名には)ベティをつけたい”という要望を元に、音の響きだけで付けたネーミングなんで、最初はまったく何の意味もなかったんですよ。で、Tって小文字だと+(プラス)に似てるじゃないですか? そこから一文字変化させて“GOLLBE+TY”と見立てて、BEとTYから始まる英単語を辞書でひきまくって探して、“BEAMING TYPIFY=光り輝く象徴”っていう意味合いを後付けしたんです。でも、初期はホント趣味的な活動でしたね。結成した次の年は丸々1年何もしてませんでしたから。
MISSY:メンバー・チェンジして岐阜から名古屋に拠点を移して。5月にいろんな大学が共催する野外イベントに出演したら、お客さんがメチャ盛り上がってくれたんですよ! デモCDも100枚くらいあったのが全部売れたり、生まれて初めてサインを求められたりして、“あれ? 俺らイケるんじゃない?”と。
G-YUN:……大きな勘違いを(笑)。そこから頑張ってイベントに出たり、月イチくらいで東京のライヴハウスにも出演するようになったり。
MISSY:そうこうするうちに僕たちが就職活動時期になってしまったんで、片っ端からレコード会社にデモCDを送ってみたんです。そしたら、今の事務所から熱いアプローチを受けて、とりあえず今までのデモCDをマスタリングしたものを愛知・名古屋限定で出したら、いつの間にか全国発売されることになってて(笑)。
G-YUN:でも、すべてが順風満帆だったわけじゃないんです。去年の9月とか、あと一歩でリアルに解散でしたね。