iTunes、JAZZのベストソング部門1位は新人

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iTunesのスタッフが選ぶ『BEST of 2007 editor's choice』JAZZのベストソング部門で1位を獲得し話題となっているのが“かとうあすか”。

まったくの無名新人女性アーティストだが、iTunesにとどまらず、青山や表参道のカフェやセレクトショップでもにわかに人気沸騰中の女性シンガー・ソング・ライターだ。

実は彼女、顔もプロフィールもほとんど明かしていないシンガーであり、ライヴでの露出すらほとんど情報がない状態だ。

今回1位になった楽曲「Alone Again (Naturally)」はギルバート・オサリバンのカバー曲であり、2007年4月にリリースされたアルバム『Sunday Morning』に収録されているもの。同アルバム収録曲の「It’s Too Late」はiTunesジャズチャート1位を獲得しており、人気、実力ともに、機は熟してきていると言えそうだ。

生のサウンドに乗せて、スッと胸に沁みこむ素朴で優しさに満ちた歌唱法。キラキラと透明感に溢れ、存在感のある彼女の歌声を支えるのは、DIMENSIONのギタリスト増﨑孝司によるサウンド・プロデュース。キャロル・キングやジョニ・ミッチェルなどの懐かしい楽曲をナチュラルながらハイクオリティなサウンドに仕上げている。

また、2007年12月19日には松田聖子「Sweet Memories」、スガ シカオ「黄金の月」といった日本ポップスの名作をジャズ・アレンジしたカバー曲をも配信しており、2008年も引き続き大物アーティストのカバーを配信していく予定だという。

要チェック、2008年期待の新人である。
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