50セント「なんでブリトニーはよくて俺はダメなんだ?」

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ニュー・シングル「I Still Kill」が放送禁止の危機に陥り、TV版のタイトルを「I Still Will」へ変更せざるを得なかった50セント。数週間経つ今でも、その経緯に全く納得できていないようだ。「なんでザ・キラーズというバンド名はよくて、俺はダメなんだ?!」と抗議していた彼。今度は「ブリトニーはよくても、俺はダメなんだろ !?」と不満をもらしている。

彼は「あいつらの規定っていうのは、アーティストによって個別に適用されるようだな。“この人はこれを言っちゃダメ、あの人のこと考えながら言ってるんでしょうから”ってよ。でも、必ずしもそれがほかのアーティストに当てはまるってわけじゃない。見てろよ、次のシングルは“It's Britney, bitch!”って始めてやるからな」とMTVに話している。

確かに基準には曖昧なところがあり、要注意人物のリストに載っているであろう50セントには不利かもしれない。とはいえ、マッチョなイメージを強調している彼のほうに全く非がないわけでも……。

50セントは最近、インタヴュー中にズボンのチャックを下げ挑発的な行為を見せたとしてインドの人たちからひんしゅくを買っている。Femalefirst.co.ukによると、南アジアの音楽サイトdesihits.comとのインタヴュー中、司会者が“きれいな子”をヒンドゥー語でどう言うか説明し始めると、50セントはいきなり立ち上がり、ズボンのチャックを下げ「世界中の誰もがこのジェスチャーを理解してるぜ。どの国に行こうが、言葉が通じなくても、こうすれば俺が何を意味してるかわかってもらえるのさ」と会話をさえぎったという。

「I Still Kill」は最新アルバム『Curtis』からの5枚目のシングル。エイコンがフィーチャーされている。

Ako Suzuki, London
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