かりゆし58、シングル「電照菊」が配信開始

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ROCK/REGGAE/沖縄音階をチャンプルーしたサウンドで人気上昇中のかりゆし58。沖縄のお母さんの歌「アンマー」が有線から火がつき、日本有線大賞新人賞を受賞したことも記憶に新しいが、アルバム『ウージの唄』とともに「アンマー」もロングヒット中となっている。

1stフルアルバム『そろそろ、かりゆし』のリリースを10月23日に控え、収録曲である「電照菊」が、10月3日からiTUNE Music Storeにて先行配信されることになった。

明かりを人工的にコントロールすることで、日長時間のずれから花を咲かせる電照菊。沖縄の夜空に淡く光るオレンジの灯り…夏の夜空に切なく灯る明かりの正体は、夜中に菊を育てる為に農家が照らしている、裸電球の光だ。かりゆし58が生まれ育った沖縄南部は、この電照菊を生計を立てる為に育てている農家が今でも多い。夏の終わりをまぶしくせつなく照らす電照菊の灯りは、彼らの思い出の風景でもあり、原体験を象徴する未来への光でもある。

そんなかりゆし58の新曲「電照菊」は、沖縄の田舎町を離れ都会へと旅立つ恋人との別れを描いた作品。イントロのギターでかりゆし58とわかる、全編に流れるタイトなビートと、別れの切なさが胸に響く彼らならではのロック・ナンバーとなっている。

なお「電照菊」のPVでは、映画「恋しくて」で主演を務めた山入端佳美が出演。高校生とは思えない、かりゆしの詞の世界を表現した彼女の演じる感性が眩しい必見の映像作品となっている。このPVは10月10日にバークスにて公開予定。お楽しみに。
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