A・モンキーズのコンサート、グランドが大変なことに

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7月終わりにマンチェスターのクリケット競技場でコンサートを開いたアークティック・モンキーズ。2日間で10万人を集めたこのマッシヴ・イベントは大成功のうちに幕を閉じたが、思わぬ後遺症を残していったようだ。トイレの数が少なかったためか、立ちションをする観客が多く、数週間経ったいまでもグラウンドから悪臭が漂っているという。

一度は地面に吸収されたものが、雨でよみがえったとの説もある。コンサートの数週間後、同競技場でクリケットの試合を行なったハンプシャー・チームの選手は『The Sun』紙にこう話している。「外野の臭いは最悪だった。古い小便なのは間違いない。ランカシャー・チームの選手が何人かコンサートに行ってるけど、あんなに大勢の人間が立ちションしてるのは見たことなかったって言ってたよ」

ポジションが守備という彼の極めつけのひと言は「それでボールがテカテカになるんだから、守る側としては困った」。キャッチしづらいだけでなく、素手でそんなボールに触るのは嫌だったことだろう。

臭いで気分が悪くなったというハンプシャー・チームの責任者は、クリケット理事会に苦情を申し立てたそうだ。アークティック・モンキーズがこの場所に戻るのは難しいかもしれない。

Ako Suzuki, London
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