[短期集中全力レポート] Dir en grey in Europe 2007 WACKEN OPEN AIR編(3)

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『WACKEN OPEN AIR』では、いわゆる「Dir en grey目当て」のファンの姿もあちこちに見受けられた。写真の2人も、まさにそう。

「私たちはDir en greyを観るためにやって来ました。だけどヘヴィ・メタルも好きだし、初めて『WACKEN OPEN AIR』を観に来るにはいい機会になったと思う」

「Dir en greyはヘヴィでアグレッシヴなバンドだし、このフェスに出ている他のメタル・バンドたちにも負けないバンドだと思う。しかも、多くのメタル・バンドは、音はクールでも“見るべきところ”がない。俺がDir en greyについてグレイトだと思うのは、音もすごいうえにライヴ・パフォーマンスやルックスもクールだという点。こんなバンド、なかなかいないと思う」

ちなみにDir en greyの一行は、その日のうちにツアー・バスでフランクフルト空港に向かい、翌朝の飛行機でフィンランドの首都、ヘルシンキへ。『WACKEN OPEN AIR』の会場での滞在はごく短いものだったが、彼らにとっては収穫の多い1日だったはずである。

文●増田勇一
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