[短期集中全力レポート] Dir en grey in Europe 2007 ロンドン編(1)

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7月30日、欧州ツアー開幕に向け、成田空港を飛び立ったDir en grey。同日、最初の目的地であるドイツのフランクフルトに到着した彼らは、翌日には現地のスタジオにて機材チェックやリハーサルなどを完了。その日の夜にはツアー・バスに乗り込み、今回のツアーの最初の公演地であるロンドンへと向かった。

そしてこの原稿を書いているのが、英国時間の8月1日、午前8時半のこと。すでにバスはロンドンに近付きつつあり、これから約半日後、彼らはカーリング・アカデミーのステージに立つことになる。

ここでは、日々のライヴに関することはもちろん、このツアー中のさまざまな出来事について、可能なかぎりリアル・タイムに近い状態でお伝えしていくつもりだ。

写真は、ロック専門週刊誌として世界最高の発行部数を誇る『KERRANG!』誌の7月28日号に掲載されていたライヴ告知。彼らはこの会場で、2夜連続公演を行なうことになるが、最初に告知された8月2日分の公演チケットは発売開始からまもなく完売となり、追加公演としてブッキングされた8月1日についても、現時点においてはすでにソールドアウトとなっている。

念のため記しておくと、昨年、一昨年にも欧州でプレイしている彼らだが、ロンドンでの公演は自己初。その先に控えているフィンランド、スウェーデン、デンマークでのライヴも、今回が初ということになる。歴史的な出来事が、今、まさに始まろうとしている。

文●増田勇一
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