w-inds.香港「POP ROCK GALA 2007」出演は大歓迎&大熱狂

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香港・タマーサイトで行われた香港返還10周年記念音楽祭「ポップ・ロック・ガラ」に日本代表としてゲスト出演したw-inds.。そのまま3日には同地の音楽章の授賞式に出席したという彼らは、2004年から3年間で10冠獲得もしており、日本はもとよりアジアでの活躍を非常に期待されているところ。

そんな状況下、「ポップ・ロック・ガラ」での現地レポートが届いたので、それをそのままお伝えしよう。

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2007年7月1日、香港返還10周年記念の日。

実はこの日、w-inds.の3人も香港国際空港に降り立っていました。その目的は香港返還10周年を記念した大掛かりなライヴイベント「POP ROCK GALA 2007」に、唯一日本から招待されたアーティストとして出演するため。

全22組が出演したこのイベントは16,000枚のチケットが1週間で完売という、大規模かつ大盛況なイベントです。チケットの初動5,000枚分は、どうやらw-inds.のファンにより発売後即完売になってしまったのだとか。北京や上海、台湾などその活躍は日本だけにとどまらず広く中華圏、アジア圏にも広がっているw-inds.ですが、初めての香港でも上陸前からあらためてその人気を証明したかたちになりました。

更に凄かったのは香港国際空港への到着時。これまでは多くても数百人程度が空港に集まる状況だったらしいのですが、w-inds.の到着時にはなんと、同空港過去最高の1,000人以上が一目彼らを見ようと集まってしまいました。中には「空港徹夜」組もいたのだとか…。その熱狂の様子は地元メディアにも取り上げられて、地元の主要な新聞7誌全ての芸能面のトップをw-inds.デカデカと飾っていたことは、言うまでもありません。ファンだけでなくメディアからの注目度も群を抜いているw-inds.です。

明けて7月2日はいよいよイベント本番。開場前から長蛇の列が会場を取り囲んでいます。その数は6月29日の時点で既に1,000人を超えており、またそのほとんどがw-inds.のファン。最前列に並んでいたファンは、驚くことに6月18日から友達と交代しながら並んでいたんだそう。それにしても凄いですね…。渇望されていたw-inds.だと思わせるエピソードです。

亜熱帯気候特有な生憎のスコールに見舞われながらも、日もすっかり落ちて香港らしい夜景が広がる22時前、16,000人ものお客さんが待ち焦がれたw-inds.がついにステージに登場しました。会場の歓声が一際高くなります。初めての香港でのステージを緊張しながらも楽しみつつ、この日は5曲を披露。最後5曲目に演奏されたのは本日7月4日発売の新曲「LOVE IS THE GREATEST THING」。キレのいいダンスに慶太のハイトーンヴォーカルが冴えに冴え、香港っ子もめちゃめちゃ盛り上がります。あっという間にステージを終え、最後に全アーティストがもう一度ステージ上で挨拶。シャンパンシャワーなど行いながら、w-inds.の3人もとても楽しそうなのが印象的でした。

翌日地元メディアの記者会見に臨んだメンバーは、「いつかまた自分たちのツアーで香港に来たい」との感想を述べました。この熱狂からするとそれが実現するのもそう遠くないのかもしれません。

デビュー6年にして初めての香港でのライヴは、現地のお客さんたちだけでなくw-inds.の3人の心の中にも、きっと強く印象付けられたはず。橘慶太は実際「w-inds.の歴史に新たに刻まれた経験」と述べていました。その経験は必ず今後の彼らの活動に現れてくることでしょう。

香港での興奮も冷め遣らぬ、7月7日から始まる全国ツアーにもまた、期待が高まりますね。

<こぼれ話>

今回の初香港で印象に残った食べ物は、ピータン、エビワンタンの揚げたものなど。特にピータンはメンバー全員初めて挑戦したとのことで、本場のピータンの見た目と味にはいささかびっくりした様子。薄切りの生姜と一緒に食べるピータンは、とても美味だったそうです。

■「LOVE IS THE GREATEST THING」PV
https://www.barks.jp/watch/?id=1000019024
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