リンキン・パーク、ハッカー・ストーカーが有罪

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リンキン・パークのフロントマン、チェスター・ベニントンのメールや携帯の留守電に不正アクセスした28歳の女性が、ストーカー行為の罪状を認めた。この女性デヴォン・タウンゼントは、チェスターのイーメイル・アカウントや携帯番号を手に入れ、彼の後を追いかけたり、彼の奥さんを脅迫したりしていたそうだ。

BBCオンラインによると、Sandia National Laboratoriesに勤めていたタウンゼントは政府のコンピューターを使用しチェスターの個人情報を入手。'06年1月から10ヶ月の間、チェスターのメール・アカウントに不正アクセスしていたという。また、電話会社のサイトをハッカーし彼の携帯番号も手に入れたそうだ。彼女はこう供述している。「少なくとも1度、チェスター・ベニントンがアリゾナにいることを知り、彼に会うことだけを目的にアリゾナへ向かったことがあります。その間、ベニントンの留守電をチェックし、彼がどこで食事をとるのか突き止めようとしました」

タウンゼントは、チェスターの家族の写真や旅行日程、彼らが購入した新居の情報やレコード契約の内容までゲットしていたそうだ。さらにチェスターの奥さんのメール・アカウントにもアクセスし、電話で彼女を脅迫したこともあるという。

doymusicによると、タウンゼントは5年の実刑、および12万5,000ポンド(約3,000万円)の罰金を言い渡される可能性があるという。

リンキン・パークは今週末(7月7日)、幕張メッセで行なわれる<Live Earth>日本公演でパフォーマンスする。

Ako Suzuki, London
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