イエローカードに『ペイパー・ウォールズ』の難問珍問

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7月11日リリースの『ペイパー・ウォールズ』を完成させたイエローカード。ビビッドでドライヴ感満載、はちきれんばかりのパワーと日本人好みの美メロもたっぷりということで、爆裂ヒット間違いなしの作品が登場することになる。

ということで、バークスは彼らに突撃!ちょっとばかり難問珍問を準備し、メンバーに直球勝負を挑んできました。さて、彼らの返答から『ペイパー・ウォールズ』の名作っぷりが見え隠れしておりますでしょうか…。

――<質問>今作制作にあたり、一番のストレス(大変だったこと)は?

ショーン:アルバムでストリングスのアレンジを5~6曲やったんだけど、全部違うものにアレンジしたくて大変だったな。特にライアンが気に入っている「シャドウズ・アンド・リグレッツ」ではほんとに苦労した。最高のものを作りたいと思ってたから家に持ち帰ってやったんだけど、それを次の朝聴いてみたら全然ダメでさ(笑)。

ライアン:あれ、変なところはブリッジのところだけじゃなかったっけ?

ショーン:いや、それが全部ダメだったんだよ。…ということであれこれ試行錯誤しながらやっとパーフェクトなものが出来たんだ。

ライアン:とにかく自分が感じていたものをアルバムで表現するのが難しかった。自分の感情はあふれ出しているのに、それに1つ1つ主題を見つけて1曲1曲にしていくまでに苦労したんだよ。

――<質問>近作制作にあたり、一番のサプライズ(嬉しかったこと)は?

ショーン:子供たちの合唱のアレンジをしたこと。子供たちにスタジオに来てもらって、一緒に歌えたのはとってもいい経験だったよ。

ライアン:いいよな、お前は。それ以上のものは僕にはないな。

ショーン:ごめん(笑)…じゃあ、ライアンの代わりに俺がライアンのサプライズなことを言います。曲に歌入れをした後、ライアンが落ち込んでいるんだ。全然うまく歌えないって。でもその後上がったものをメンバーで聴いてるとライアンの目が変わるんだ。「最高じゃん!」って。それが13曲分(アルバム全曲分)あったんだ!

――<質問>『ペイパー・ウォールズ』をいくつかのキーワードで表現してください。色にたとえると『ペイパー・ウォールズ』は何色の作品でしょうか?

ライアン:色にたとえると、黄色、オレンジ。夕日の色、トンネルの出口。アルバムには光がいっぱい登場するんだ。「ライト・アップ・ザ・スカイ」や「ペイパー・ウォールズ」なんか。メタリックなイメージ。物が燃えている、そんな色だと思う。

――<質問>感情でいうと喜怒哀楽…どのようなアルバムですか?

ライアン:アルバム作りは楽しかった!毎日本当にいい雰囲気で作ることが出来たよ。聞く側からしてみると際立った感情は自信と孤独かな。

――<質問>感覚で言うと? 重い・軽い・痛い・熱い…

ショーン:(困ってる)。

ライアン:早い。問題が解決したあとのほっとした感じ。居心地のよさ。

――<質問>『ペイパー・ウォールズ』は男性?女性?

ライアン:男だよ。

――<質問>日本のファンへメッセージを

ショーン&ライアン:ハイ!イエローカードです。いつも応援してくれてありがとう。これを日本語で言えればいいんだけど言えなくてごめん。今年はフジロックを楽しみにしているよ。新作アルバム『ペイパー・ウォールズ』も聴いてくれよ。

■イエローカードに『ペイパー・ウォールズ』の難問珍問 ~写真編~はこちら
https://www.barks.jp/feature/?id=1000032588


pix by Seiko Inaba
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