クリスティーナ・アギレラ、圧巻の“Back to Basics Tour”来日公演

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▲ pic by YOSHIKA HORITA
99年にデビューし、リリースをした3枚のアルバム総セールスは3500万枚を超え、ライヴの総動員数は100万人を記録、グラミー賞は最優秀新人賞を含み4度の受賞を誇る、正真正銘、名実ともにNo.1歌姫、クリスティーナ・アギレラが、武道館へ舞い降りた。

2006年8月にリリースされた最新アルバム『バック・トゥ・ベーシックス』を引っさげての、4年振りの来日公演は、6月18日に大阪からスタート、6月20日には東京公演初日を行なった。

このツアーは昨年イギリスを皮切りに始まり、ヨーロッパ、北米の各都市ではソールド・アウト続出。現代アメリカ・エンターテイメントの最高峰ともいわれるその豪華絢爛なステージと圧巻のパフォーマンスは各メディアが報じてきたとおり、素晴らしいものとなった。

▲ pic by YOSHIKA HORITA
約90分のその内容は、あっという間に時間の過ぎるスペクタクルな世界。本日6月21日の武道館追加公演を控えた今、その詳細は控えたいが、現在考えうるエンターテイメントの集大成と考えていただいてかまわない。

やはり、イメージはラスベガス。しかも60年代か?(行ったことも観たこともないのでホントは良く分からない…)

ステージパフォーマンスと演出は、極めてゴージャス、でも決してバブリーではないのが当公演のキモ。現実離れしたきらびやかさ、サーカスに代表されるような夢を体現してくれるかの快楽、でも場末の影が誘う一抹の寂しさ…、武道館を満たしたアメリカン・エンターテイメントは、明らかに時空も空気も一変させてしまったパワーに溢れている。

圧倒的な歌唱力、全く息が乱れないスタミナ、どこまでも伸びるパワー…ブロンドの挑発に真っ赤なルージュは、どこから見ても神々しく、強烈なオーラーを放っていた。

公演が終わり、会場を後にするオーディエンスには、20代と思しき女性(しかもいわゆるいい女系)が非常に目立つ。その彼女達の口々から聞こえてきた多くの賞賛の声は「もう…ヤバイ」「アギレラ、ヤバすぎ」。その一言に尽きる夢心地の90分間、「ヤバイ」は最大の賛辞となった。

■クリスティーナ・アギレラ、圧巻の来日公演 ~写真編~はこちら
https://www.barks.jp/feature/?id=1000032369


●『バック・トゥ・ベーシックス』スペシャルインタビュー
https://www.barks.jp/watch/?id=1000015584
●「ハート」PV
https://www.barks.jp/watch/?id=1000016574
●「エイント・ノー・アザー・マン」PV
https://www.barks.jp/watch/?id=1000015585

CHRISTINA AGUILERA

BACK TO BASICS SET LIST 2007

1 BACK TO BASICS
2 AIN'T NO OTHER MAN
3 BACK IN THE DAY
4 UNDERSTAND
5 COME ON OVER
6 SLOW DOWN BABY
7 STILL DIRRTY
8 I GOT TROUBLE
9 MAKES ME WANNA PRAY
10 WHAT A GIRL WANTS
11 OH MOTHER
12 ENTER THE CIRCUS
13 WELCOME
14 DIRRTY
15 CANDYMAN
16 NASTY NAUGHTY BOY
17 HURT
18 LADY MARMALADE
19 THANK YOU (DEDICATED TO FANS)

~Encore~

E1 BEAUTIFUL
E2 FIGHTER
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