iTunes、EMIの楽曲を5月からコピーフリーに! さらに高音質化も
音楽配信サービスを利用するにあたって消費者として気になるのが2つある。
ひとつは、CDという形ではないので曲が手元に形として残っていない、という点。結局のところ携帯オーディオプレイヤーだったりパソコンで聴くのでCDは必要ないのだけど、製品として手元にないという点で何だかちょっと不安に、そしてなんだかちょっと損をしたような気分になったりさえする。
もうひとつがDRM…つまりデジタル著作権管理機能だ。DRMは、不正コピーを防ぐためにファイルなどに埋め込まれる技術。DRM付きのファイルの場合、ライセンスが与えられていないパソコンや携帯オーディオプレイヤーに転送しても、再生できない。たとえば、パソコンを10台持っている人は、iTunes Storeで購入したほとんどの楽曲を全部のパソコンに入れることができない。iTunes Store経由で手に入れた曲は5台までしか転送できないからだ。不正コピー防止のためとはいえ、音楽配信サービスで購入した曲を自由にできないというもどかしさが常につきまとう。
しかし、そんな状況が打開されるかもしれない。
アップルは、今年の5月からiTunesで配信されている英EMIの楽曲をDRMフリーで(デジタル著作権管理なしで)購入できるようになると発表した。このDRMフリーの楽曲は、ビットレートが256kbpsのAACファイルとして配信。これまでiTunes Storeで販売されていた曲はビットレートが128kbpsだったため、元音源に近い、より高音質なファイルとなる。
価格は、これまでの価格(99セント)より若干高めの1.29ドル(アメリカの場合)。これまでEMIのDRMつきの曲をiTunesで購入したユーザーに対しては、1曲あたり30セント支払うことで、DRMフリーのものにアップグレードすることが可能となる。
ただ、DRMフリーの楽曲販売は、あくまでアメリカでの話。アップルは<各国のiTunes StoreにおいてDRMフリーで購入できるようになる>とアナウンスしているが、日本での対応は未定とのこと。
いずれにしても、不安要素が1つでも取り除かれる可能性がでてきたことは、消費者にとって嬉しいことだ。
■ アップルのリリースはこちら!
■ iTunesの「Complete My Album」って何がそんなに魅力なの?
ひとつは、CDという形ではないので曲が手元に形として残っていない、という点。結局のところ携帯オーディオプレイヤーだったりパソコンで聴くのでCDは必要ないのだけど、製品として手元にないという点で何だかちょっと不安に、そしてなんだかちょっと損をしたような気分になったりさえする。
もうひとつがDRM…つまりデジタル著作権管理機能だ。DRMは、不正コピーを防ぐためにファイルなどに埋め込まれる技術。DRM付きのファイルの場合、ライセンスが与えられていないパソコンや携帯オーディオプレイヤーに転送しても、再生できない。たとえば、パソコンを10台持っている人は、iTunes Storeで購入したほとんどの楽曲を全部のパソコンに入れることができない。iTunes Store経由で手に入れた曲は5台までしか転送できないからだ。不正コピー防止のためとはいえ、音楽配信サービスで購入した曲を自由にできないというもどかしさが常につきまとう。
しかし、そんな状況が打開されるかもしれない。
アップルは、今年の5月からiTunesで配信されている英EMIの楽曲をDRMフリーで(デジタル著作権管理なしで)購入できるようになると発表した。このDRMフリーの楽曲は、ビットレートが256kbpsのAACファイルとして配信。これまでiTunes Storeで販売されていた曲はビットレートが128kbpsだったため、元音源に近い、より高音質なファイルとなる。
価格は、これまでの価格(99セント)より若干高めの1.29ドル(アメリカの場合)。これまでEMIのDRMつきの曲をiTunesで購入したユーザーに対しては、1曲あたり30セント支払うことで、DRMフリーのものにアップグレードすることが可能となる。
ただ、DRMフリーの楽曲販売は、あくまでアメリカでの話。アップルは<各国のiTunes StoreにおいてDRMフリーで購入できるようになる>とアナウンスしているが、日本での対応は未定とのこと。
いずれにしても、不安要素が1つでも取り除かれる可能性がでてきたことは、消費者にとって嬉しいことだ。
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