アーケイド・ファイア、U2やオアシスを非難

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カナダ出身のバンド、アーケイド・ファイアが、U2やオアシス、ローリング・ストーンズなどのビッグ・バンドを批判した。「マーケティングにうつつを抜かす」彼らは「トースターやクルーズ旅行を売ってるようなもの」だそうだ。

アーケイド・ファイアのフロントマン、ウィン・バトラーはNME誌のインタビューでこう話している。「成功するのを非難してるわけじゃない。でも俺らは、みんなに無理強いしたくないんだ。UKにはロック・スターの競争みたいのがあるだろ。U2が始めたんだか、ストーンズなのかオアシスなのか知らないが、“俺は世界1でかいバンドになってやる。そういう野望がない奴はクソ食らえ”みたいに思ってるバンドがいっぱいいる。俺は、マーケティングなんて興味ないね。好きにならせるようと仕向けてどうするってんだ。音楽を買わせようとファンを操作するバンドがいるだろ。そうやって業界の90%は回ってんだ。トースターやクルーズ旅行売ってんのと同じだよ」

確かにマーケティングによりレコード・セールが左右されることはあるが、それに長けているのは、バンドではなくレコード会社のほうだと思いたい。

UKツアーが大好評だったアーケイド・ファイアは、3月5日に2ndアルバム『Neon Bible』をリリースする(英国発売)。

Ako Suzuki, London
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