潜入! 取材現場はこうなっている(3)──中川翔子の場合(取材編)

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(⇒ 取材前のハプニング! 前編を読んでいない人はこちら

そうこうしていると、しょこたんの取材準備が整った模様。しょこたんのスタッフの方とエレベーターロビーへ。すると同じくロビーにいた東方神起のメンバーのひとりが鼻歌を歌いだす。するとつられてメンバーみんなが歌い出した!

「我々、東方神起の生アカペラで送り出されちゃっていいんですかっ!」

しょこたんの取材は1つ下のフロアだったので、エレベーター横の階段を利用したのだが “もしエレベーターに乗っていたら、あの狭いスペースで彼らのアカペラを聴きながら同じ空気を吸えていたな” とファンの悲鳴が聞えてきそうな妄想が頭を駆け巡る(いや、30cmくらいしか離れていないところを通ったので、同じ空気は存分に吸っているのだが)。隣りで「姉貴がファンなのよねー」と、さりげなーく写メを撮ろうとバッグからケータイを取り出さんとするBARKSスタッフを強引に抑え付け、そして我々のために歌ってくれた東方神起のアカペラを背に受け、いざ階下に(少なくとも、私は“彼らが我々のために歌ってくれた”と信じる!)。

にしても、さすがテレビ局、ハプニングも豪華!!!


取材部屋でセッティングを行なっていると、しょこたんが登場。挨拶すると、まるでペルシャ猫のようなクリクリの瞳で見つめてくれるので、思わずこちらも見とれてしまう。実はしょこたん、うちの社内で私の後輩と打ち合わせをしていたり、BARKS部屋の横のスチール用スタジオで撮影していたりという現場を何度も目にしているので、個人的には“身近なアイドル”というイメージがあったのだが、やっぱりちゃんとこうやって会うと、アイドルオーラがキラキラだ! なおまったくの余談だが、昔、うちのビルにあるドリマガ(現・ゲーマガ)編集部のコートハンガーには、編集部員のコートに混じって、しょこたんが着たであろう「カンフースーツ」が掛けられていた。

まずは若干のメイクやスタイリングの直しが入り、いよいよ取材スタート。前編で述べたとおり、今日は朝からずっと働き詰めのしょこたん。しかもこの取材の後に初のテレビでの歌披露があるとのことで、スタッフ曰く「若干ナーバス」とのこと。我々もいささかそれが心配気味ではあったが、なんてことはない。取材が始まると、やっぱりいつもの“あの”しょこたんだ。手足をまじえて話してくれるその姿がコケティッシュ。今回も、前回の桜塚やっくんと同じように動画形式を採ったので、読者の皆さんもしょこたんの声、仕草、姿、そして“今の姿”を映像で楽しむことができるぞ。中身を少しだけお伝えすると、SOUL'd OUTのトラックメイカーShinnosukeが楽曲提供した今回の「ストロベリmelody」や、本人曰く“ブリブリアイドル路線”の「Dear my saint-girl」について。さらに「ポケモンなりきりサンデー」に関する絵のリクエスト、さらにさらに、「Yahoo! 知恵袋」でファンからの質問がありつつも、誰も的確な答えを見出せなかったという、あの摩訶不思議なフレーズ“らいおらいお”の謎に直撃している! こちらの映像は2月11日に公開予定。はっきり言って、これはかなり貴重だ。

もろもろの取材は無事終了。しょこたんに描いてもらった絵は、しょこたんのケータイでも激写されていたので、もしかしたら『しょこたん☆ぶろぐ』にすでにアップされているかも!?

実は現場で私しか気づかなかっただろうが、しょこたん、メイクを直している最中であっても、取材の裏側を撮影するためのスチールカメラを向けると、チラチラとカメラに視線を送ってくれていた。こういう細かな気配りをしてくれるのは、すごく助かる(もっとも、そうなると動画インタヴュー中に私がスチールカメラ向けると気が散ってしまうかな、と思い、しょこたんが答えている時にはあえて撮影を行なわなかったのだが)。しょこたんはそういう細かいところにまで気を使ってくれる人なのだ。

しかし今回はハプニングあり、貴重なコメントありでかなり濃厚で充実したものになった。というか何より、しょこたん、ギザカワユスなぁー。

〓ばーくす〓


■しょこたんがどれだけかわいかったかは、フォトアルバムでチェック!
https://www.barks.jp/feature/?id=1000029514

■「ストロベリmelody」のCD情報はこちら!
https://www.barks.jp/cdreview/?id=2000421758
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