テリヤキ×カニエ・ウェストがコラボ・パーティ

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A BATHING APEのNIGOを中心に、日本のヒップホップシーンを代表する豪華メンツが集まり、彼らをネプチューンズからダフト・パンクまで海外の豪華メンツがプロデュースするという衝撃のコラボで昨年話題を呼んだTERIYAKI BOYZ。

今度はカニエ・ウェストである。古き良きソウルミュージックをサンプリングによって21世紀の音に仕上げる技で、名実共にトップ・プロデューサーとなった、でもまだ28歳。そのカニエ・ウェストが楽曲プロデュースだけでなく、フィーチュアリングアーティストとして、1月24日発売の新曲「I still love H.E.R. feat. KANYE WEST」に参加している。3年前にコラボレーションしてスニーカーを作るプランで意気投合して以来の仕事仲間であり友達でもあり、という関係だ。

11月30日、国立競技場で行なわれたファッションブランド、FENDIの新作バッグ“b.MIX”発売を記念したパーティーCLUB B MIXで、この新曲初披露が行われた。このバッグが様々な素材やデザインをミックスしていることから、“ミックス=クロスカルチャー”感のあるパーティーを企画、そのプロデュースをNIGOが行うことになったのだ。

国立競技場のフィールドに建てられた、一夜限りのクラブ“b.MIX”。ゲスト・ライヴにカニエ・ウェスト、MUROとNIGOによるDJプレイ、そして超希少なTERIYAKI BOYZのライヴと、メニューはかなりヒップホップ寄りである。

パーティーは9時スタート、10時からは頭にFFロゴを刈り込んだカニエ・ウェストのライヴが1時間弱。DJタイムをはさみ、12時すぎにはブースにNIGOが登場。一度は和み始めた会場のテンションがまた上がってくると、DJブースと反対側に位置するステージにテリヤキの面々が。全員、フェンディ×BAPEのFFロゴが入り特製ブルゾンを着用して、インパクト大。オープニングソング「THE TAKEOVER」、続いてハリウッド映画『ワイルド・スピード×3』の主題歌「TOKYO DRIFT(FAST&FURIOUS)」。そして“本邦初公開、できたての新曲!(RYO-Z)”とのMCから新曲「I still love H.E.R. feat. KANYE WEST」へ。ついさっき、カニエ・ウェストがラップを入れたばかりだという。カニエ的な、切なさを呼ぶフレーズがループする上で、男たちのラップの楽しさ、うまさを堪能できる1曲だ。もちろん、カニエも途中からライヴに参加。そのままラスト・ナンバー「HeartBreaker」で大盛り上がりとなった。

酉年限定のお遊びだったはずのTERIYAKI BOYZは猪年にはさらに加速する。すでにアジア・ヨーロッパ各国でもアルバムがリリースされている。

●オフシャルサイト
http://teriyakiboyz.com/
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