山田耕平、国際エイズ会議でエイズ予防を訴える

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青年海外協力隊の一員として訪れたアフリカのマラウイでの経験から、エイズ予防を訴える楽曲「ディマクコンダ」を自ら制作し、現地の音楽チャートで3ヵ月連続1位を記録した山田耕平(26)。そんな彼が、現地の17日(日本は18日)、カナダのトロントで開かれた国際エイズ会議に出席し、エイズ予防を訴えた。

今回の会議では「Time to Deliver(実現の時)」をテーマに、約160ヵ国からエイズ対策に関わる政府関係者、国際機関、教育・研究機関、NGO、医師、研究者、教員、マスコミ、感染者など、約3万人が参加。米国からはビル・ゲイツ夫妻、俳優のリチャード・ギア、クリントン元米国大統領などが参加するなど、多くの著名人も訪れた。

そうした中、山田耕平は会期5日目となる17日(木)に、日本のブースで、8月30日に日本でリリースする「ディマクコンダ」のDVDを上映し、ブースを訪れた各国の関係者に解説を行なった。

今回、山田耕平は、アフリカ・マラウイにおいて「ディマクコンダ」が注目を浴びたことをきっかけに、同会議への参加に至った。本人も、いろいろな国の人々とエイズに関しての話や意見交換ができ、また今後も世界中と情報を共有していきたいと意欲的。さらに、今後はアフリカ各国の言葉で「ディマクコンダ」を歌い、この歌を広めていきたいと意気込みを語っているという。

「ディマクコンダ」は、8月30日にエピックレコードからリリースされる。そしてこの楽曲の収益の一部は、マラウイ共和国におけるVTC(HIV/エイズウィルスの自発的カウンセリングと検査)施設の設立費用として寄付される。

■オフィシャル・サイト http://www.kohei-yamada.com/
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