ファットボーイ・スリム、ベスト・アルバムを語る

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ファットボーイ・スリムが、間もなく発売される初のベスト・アルバム『Greatest Hits』について語った。ノーマン・クックは、あらためて自分のヒット曲の数に驚いたという。

彼は『The Sun』紙のインタヴューでこう話している。「アルバムを編集してて、ヒット曲の多さに驚いたよ。収録するものがないんじゃないかって思ってたんだ。実際は、全部のシングルを収録するのは無理だった」。また自身のお気に入りの曲として、「The Rockafeller Skank」「Praise You」「Weapon Of Choice」などを挙げている。

(「The Rockafeller Skank」は)僕をダンス・チャートからポップ・チャートへ進出させるクロス・オーバー・トラックだった。あの曲で初めて、エンジニアと顔を見合わせ“これはヒットするかも”って言い合ったんだ。残念なことに、ちょうどそれがリリースされた週にゾーイ(クックの妻で有名なラジオDJ)と出会ったから、ダンス関係の雑誌じゃなくてタブロイド紙に追い回される羽目になった。すっかり有名になったな。ブラッド・ピットやジェニファー・アニストンが僕のコンサートへ来たんだよ。楽屋に挨拶に来ていいかって聞かれたんだけど、ダメって答えたんだ。へとへとに疲れてたからね。でも本当は、ただ緊張してただけなんだ。

『Greatest Hits』には、これまでのヒット曲に加えニュー・トラック2曲も収録。さらにボーナス・トラック「Live In Rio, Brazil (February 2006)」を収めた日本盤は6月14日にリリースされている。

Ako Suzuki, London
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