ボブ・ディランの自伝がMPCJ音楽賞で受賞

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孤高のシンガー・ソングライター、ボブ・ディランの半生を綴った「ボブ・ディラン自伝」が、第18回ミュージック・ペンクラブ音楽賞の、ポピュラー部門・著作出版物賞を獲得した。

ミュージック・ペンクラブ音楽賞とは、音楽評論家・批評家ら200名を擁する“ミュージック・ペンクラブ・ジャパン”(以下、MPCJ)が選出する音楽賞。その年に公開または発表された音楽界の全プロダクツやイベントを対象に優れた作品に贈るもの。「クラシック」「ポピュラー」「オーディオ」の3部門からそれぞれ「録音・録画作品賞」や「著作出版物賞」などの作品が選出される。

このポピュラー部門・著作出版物賞を獲得した「ボブ・ディラン自伝」は全3巻刊行の予定のうちの第1弾。ディラン自らがタイプを打って原稿を書いたというこの作品は、60年代初頭にニューヨークに出てきてコロンビア・レコードと契約するところから、最高傑作「オー・マーシー」ができるまでの過程とレコーディング風景、恋人スージーとの出会いあたりまでを綴っている。

このMPCJでの賞をはじめ、音楽ファンに評価されたこの自伝。第2、3巻も待ち遠しいところだ。

書名:『ボブ・ディラン自伝』
著者:ボブ・ディラン
訳者:菅野ヘッケル
体裁:四六判・上製 368ページ
本体価格:1,800円
購入は全国書店または、SBPストア(http://store.sbpnet.jp/bm_detail.asp?sku=4797330708)にて。
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