自分たちに自信を与えた楽曲「真面目過ぎる君へ」 INTERVIEW
――振り返ると、去年は大変なハード・スケジュールでした。「ツバサ」の大ヒットが起爆剤になって、NYでライヴをやったり、秋の“学園祭キング”になったり。
谷口奈穂子(Dr):ライヴは多かったですね。学園祭の頃には、1ヵ月以上ず~っとライヴをやってたんで、それが終わって制作に入ったときの落差がすごかった。今はまた、次のツアーへ向けてテンションを上げられるか、ちょっと心配なんですけど。
――ということは、最近はライヴ→制作→ライヴ、というサイクルが出来上がっている?
谷口:そうですね。その両方が好きなバンドなんです。だから、どちらもいいテンションに持っていけるように頑張ってます。
――大晦日には、地元・大阪でカウントダウン・ライヴもやりましたね。
真戸原直人(Vo&G):去年は1年間とおして、アンダーグラフがすごく成長した実感があったので、いいタイミングで帰れましたね。“僕らはずっとやっていきます”という、決意表明的なライヴだったと思います。
――そしてニューシングルは、インディーズ時代の代表曲「真面目過ぎる君へ」のリメイクで。この流れは意味が深いですね。
真戸原:改めて“アンダーグラフの本質から発信するものは何だろう?”という話をメンバーとしたんですね。ステージという高い場所にいたり、テレビに出たりして、僕らとの距離を遠く感じてる人もいるかもしれないけど、聴く人のすぐ手の届くところに僕らはいたいし、そういう曲を出すべきじゃないかなという話を。じゃあもう一回立ち返ってみようかという、そういう思いになりました。
阿佐亮介(G):逆に、この曲に頼ることでインディーズの気持ちに戻ってしまうんじゃないか?という恐れもあったんだけど、そういうことにも、僕らは気持ち的に勝たないといけない。インディーズの曲を、今の立ち位置でどれだけ表現できるか。
――どうですか、新しいヴァージョンは?
谷口:同じ曲なんですけど、月日が経つことで、経験してきたことも違うし、出会ってきた人たちも違う。自分の中で確実に変化があって、“今”を表せるものができたと思います。
中原一真(B):インディーズで出した時からすごい好きな曲やったし、それをもっといろんな人たちに聴いてもらえる状況ができたのがすごく嬉しいです。ほんまに、もっと聴いてほしいと思ってたから。
この記事の関連情報
アンダーグラフ、2004年の「ツバサ」が再ブレイク&結成20周年記念の配信公演決定
アンダーグラフ、クラウドファンディングでフルアルバム制作に挑戦
アンダーグラフ、3ヶ月連続リリース&デビュー15周年記念ライブが決定
アンダーグラフがUSENインディーズ1位獲得。若きクリエイター達への応援歌
サンプラザ中野くん、175R、ソナポケ、DAIらもライブで参戦、<鈴鹿8耐>観戦券をプレゼント
【対談】中村ピアノ x 真戸原直人(アンダーグラフ)「私にとってのツバサ」
常田真太郎、安藤裕子ら“77年度生まれ”集結、七夕に一夜限りのライブ開催
青年海外協力隊 50周年イメージソングに武田鉄矢、乙武洋匡ら16組。プロデュースはアンダーグラフ 真戸原
アンダーグラフ、1977年生まれのあなたに捧ぐ新MV