冬季オリンピックの開会式に、世界的なテクノDJが参加!

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2月10日に開幕を控え、大きな盛り上がりをみせている第20回冬季オリンピック。オリンピックの開幕式といえば、夏季、冬季問わず、世界的に大きな注目が集まる式典だ。なんと、今回のトリノ・オリンピックの開会式の主要な演目において、世界的なテクノDJリッチー・ホウティンが起用されることになった。

リッチー・ホウティンといえば、プラスティックマンをはじめとする数々の名義を使い分け、テクノという音楽の前進に尽力してきた人物。スキンヘッドに四角いサングラスというロボットめいたルックス、そして、そこから繰り出される無機質なミニマル・サウンドは、多くの音楽ファンに忘れられないほどのインパクトを与えた。近年は耽美なモヒカンにイメージ・チェンジしてしまったが、音楽探求への姿勢は決して変わることなく、最近では昨年12月に5.1ch仕様のMIXCD『DE9 |TRANSITIONS』を、そして2月2日には『DE9 | COMBINED』という日本独自盤をリリースしたばかりだ。

開会式セレモニーのテーマは、“リズム、情熱、スピード”。彼は「9:20」という曲で、イタリアでアイドル級の人気を持つ舞踏家ロベルト・ボッレを中心とした100人を越えるダンサー、パフォーマー、アクロバットとの共演を果たしており、その壮大なスケール感、展開、演出は非常に高い評価を獲得している。

本人曰くも、「今まで経験もした事の無い様な視覚、サウンドを伝える創造的な試みを皆さんにお届け出来るでしょう」とのこと。今回のオリンピックの開幕式は、絶対に見逃せないイベントになりそうだ。
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