インテルプロセッサー搭載Macがついに登場

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アップルコンピュータは、サンフランシスコで開催中の「Macworld Conference&Expo」において、かねてからの噂どおりインテルプロセッサーを搭載したMacを発表した。

「MacBook Pro」は、PowerBook、iBookに続く、新ノートブックPCだ。先日発表されたインテルのデュアルコアプロセッサー、「Core Duoプロセッサー」を採用し、クロックやメモリ容量別に2機種用意される。新規デザインのボディーに15.4インチ1440×900ドットの液晶ディスプレイを搭載、iSightカメラを液晶上部に備えている。また、スロットタイプのDVD±RWドライブを内蔵し、Apple Remoteコントローラーが付属する。

なお、アップルによるベンチマークの結果では、最上位モデルの1.83GHz Intel Core Duo搭載15インチMacBook Proと1.67GHz Power PC搭載Power Book G4 15インチモデルを比較して、約4倍のパフォーマンススピードを実現したという。価格は、15.4インチ1.83GHzモデルが309,800円。15.4インチ1.67GHzモデルが249,800円(AppleStore価格)。

また、Core Duoプロセッサーを搭載した液晶一体型PC「iMac」も登場した。ボディーデザインは従来機種のままで、2.0GHz/1.83GHz Intel Core Duoプロセッサーを採用する。こちらも上位機種でベンチマークを行なったところ、約2倍の処理速度を実現したという。価格は、20インチiMacが209,900円、17インチモデルが159,800円(AppleStore価格)。

MacBook Proのみ2月からの出荷。iMacはすでに発売が開始されている。

なお、今回発表した新Macは新しいプラットホームになので、従来のMacのソフトが対応していないという可能性がある。既存のユーザーで新Macへの買い替えを検討している場合は、ソフトウェアメーカーのサポートページなどで対応を確認してみることをお勧めする。

問い合わせ先:アップルコンピュータ
http://www.apple.jp/
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