ディディ、選挙法違反の疑いで調査

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昨年行なわれたアメリカ大統領選挙の際にディディの行なったキャンペーン運動が選挙法違反にあたるとして訴えられたと、AllHipHop.comが報じている。

昨年の大統領選挙でディディは非営利団体『Citizen Change』を設立し、「Vote or Die!」と題した選挙投票促進のためのキャンペーン運動を行なった。しかし、この活動が選挙法違反の疑いがあるとして、11月3日に保守系の非営利団体NLPC(The National Legal and Policy Center)が連邦選挙委員会へ正式に告訴した。

具体的には『Citizen Change』の本部がディディのビジネス上のオフィスと同じ住所にあり、営利団体である彼自身の会社の資金が非営利団体である『Citizen Change』に不法に利用された可能性があると指摘。これは連邦選挙運動法及び税法に関する違反に相当することになるという。そして、彼の選挙キャンペーン活動が洋服ブランド「Sean John」のプロモーションのために利用されたという可能性に関しても、NLPCは連邦選挙委員会に対して調査を求めている。

一方で、告訴されたのと同じく11月3日に、ディディは『Citizen Change』での活動に対する功績が認められ、NAACP(全米黒人向上協会)主催の「National Equal Justice Award Dinnner」へ招待され、表彰を受けている。

K.Omae, LA
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