最新作『5MC+1MC』をインタヴュー&メンバーの全曲解説で徹底解剖 2
──どうですか?今回のアルバムの手ごたえは?
CRYSTAL BOY:もう、最高のバランスだと思う。MC5人の言葉が飛び交う曲のなかで、絶妙にインストのトラックがあったり。また、楽しさのみを追求した曲もあったり。あっという間に聴けちゃうアルバムで、我ながらよく聴いてます(笑)。
ヤス一番?:自信作ができました。すべてにおいていいなって。かつ、次の展望へとつながるものも作れたし。今できることのベストは表現できたのかな、と。
HIDDEN FISH:僕もみんなと一緒。いいものができたなと思いますね。
──確かに、今回はMITSUさんのインスト曲を入れないと全9曲という、ヒップホップ・アルバムとしてはかなりコンパクトな曲数なんですが、そのなかで今のnobodyknows+像をきちんと描けている感じはします。
ヤス一番?:確かに、他のヒップホップ・アルバムと比べると、量は少ないかもしれない。でもそのぶん、他のヒップホップ・アルバムよりも1曲に伝えたいことを凝縮している。なので、これ以上曲を入れてもしょうがないって。
──内容はこの1年半の間にリリースしたシングル曲をメインにした内容ですが、何かコンセプトは?
HIDDEN FISH:特にないですね。1曲1曲作っていったら、アルバムになるくらいの量ができたという感じで。
CRYSTAL BOY:でもこうやって1枚にしてみると、シングルでは聴き取れなかった、僕たちが伝えたかった部分が伝わるのかなって。
ヤス一番?:どのシングル曲も、他のシングル曲と一緒になることによって深みが出てきたというか。
──そう、シングルでは聴けない音の広がり方がありますよね。一方のアルバム用オリジナル曲のほうも、3曲のみの収録ですが、なかなか味わいのあるものですね。まず「宿なし」ですが、これはどういうきっかけで生まれたのでしょうか?
HIDDEN FISH:これは僕とヤスと、ノリ(・ダ・ファンキーシビレサス)を中心に作った曲。最初MITSUさんから曲をもらった瞬間に、疾走感のあるものを作りたいと思った。そうしたら、ふとある思い出がよみがえったんですよ。実際リリックにあるような遊びを3人でしたことがありまして…。
──具体的にはどんな遊びを?
ヤス一番?:大阪にかわいい女の子に会える『場所』がある、と言われたんで(笑)。なら、みんなで開放的に楽しもうよ、って。実際?もう…(笑)。
HIDDEN FISH:日々、張りつめた生活をしていると、時には息抜きも必要じゃないですか。そんなときは何も考えずに、遊びほうける。この曲は、そんな気分を歌っているんですよ。
この記事の関連情報
<桃太郎フェス 2024>第1弾できゃりーぱみゅぱみゅ、KREVA、FRUITS ZIPPERら
Kroi、対バンツアーのゲストにクリープハイプ、nobodyknows+、OKAMOTO'Sら
Sexy Zone、ニューアルバム『Chapter II』収録内容発表
ヒプマイ、ディビジョン別ライブ“Bad Ass Temple”編初日「宴の準備はできてっか!」
『Mステ』4時間スペシャル、タイムテーブル公開
『Mステ』4時間SPにSOPHIA、森七菜の出演決定+全楽曲発表
『Mステ』4時間SPにNiziU、郷ひろみ、Snow Man、Toshl、ITZY、優里ら14組
kiki vivi lily、「ココロオドル」MVにnobodyknows+も参加
<りんご音楽祭2020>、全出演者+タイムテーブル発表