スピーカー製造技術を結集したヘッドホン「HP-DX1000」

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日本ビクターは、スピーカー技術を応用して作られた天然木ヘッドホン「HP-DX1000」を発売する。スピーカーを小型化してヘッドホンに作り替えた印象を受ける高音質志向のヘッドホンだ。

「どんな微細なファクターでもそれが音を向上させるものなら進んで取り入れよう、悪影響を与えかねないものなら徹底排除しよう」それがHP-DX1000の開発ポリシーだ。

ラジアタパイン天然木を削り出したハウジングに、スピーカーで言うところのエンクロージャーに相当する円筒形の音響室を作り、ドライバーユニットをしっかり固定する「ダイレクトマウント」構造を採用。不要な振動を防ぎ、高音質を実現している。

また、スピーカーに採用されている音響レンズをヘッドホンに搭載。2枚の音響レンズの配置などを調整し、ドライバーユニットから発生する直接音と間接音をチューニングしている。

銅メッキを施して音の歪みを低減して気持ちのいい高音域出力を行ったり、エネルギー積率を従来比で30%アップした高磁力ネオジウムマグネットを採用して力強くキレのいい低音域を実現するなど、随所で高音質化への工夫がされている。

発売は7/15を予定しており、価格はオープン。予想実勢価格は10万5000円前後の見込みだ。

問い合わせ先:日本ビクター
http://www.jvc-victor.co.jp/
製品紹介ページ
http://www.jvc-victor.co.jp/accessory/headphone/pure/hp-dx1000/index.html
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