new single | | 「ひとり」 2005年6月8日発売 Sony Music Associated Records AICL-1616 \ 1,020(税込)
1 ひとり[single version] 2 ひとり[album version] 3 ひとり[endroll version] 4 ひとり[single version](instrumental)
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| ──今回のシングル「ひとり」(アルバムにはヴァ-ジョン違いを収録)を初めて聴いたのはアルバム制作時だと思うのですが、その時の印象は?
中島: う~ん。普通なんですけど、イイ曲だなと思いました(笑)。 最初は歌詞が乗ってない“曲”だけを聴いたんですけど、切なさが伝わってきたので。
──その後、歌詞を見てどうでした?
中島: 好きでしたね。基本的に悲しい歌が好きなんですよ。
──以前のインタヴューでもハッピーエンドで終わる曲より、 “聴き手がその先を想像出来るような曲が好き”と言っていましたよね。 「ひとり」は「雪の華」の続編的な曲ですが、「雪の華」はハッピーといえばそうだけど……。
中島: どっちでもないような、どっちでもあるような感じですよね。 「ひとり」という曲は、「雪の華」の続編というテーマで作ったんですけど、 レコーディングの時は「雪の華」のことは考えず、「ひとり」という曲だけのことに集中していました。
──では、いざ歌ってみて大変だった点とかは?
中島: そんなになかったですね。(アルバムの中でも)時間的には一番早く上がった曲だったし。
──そうなんですか? 感情移入するのが大変そうな曲だと思ったから、 (歌うのに)苦労したんじゃないかと思ってました。それに「ひとり」は男性の視点から見た歌詩なんで、 そういう意味でも難しいのかな、と。
中島:あの曲とあの詞で、すぐに入り込むことが出来ましたね。 主人公の気持ちが分かったので、自分のつもりで歌うことが出来たんですよ。 私の中に、あの主人公がいましたね。
──いましたか?(笑)
中島:いましたね(笑)。
──「ひとり」というタイトルはどう思いました?
中島:ストレートで好きですよ。
──歌詞自体もストレートですよね。中島さん自身が作詞したものとかを見ると、 ストレートな表現よりそうじゃないものが好きなのかなと思ってたんですけど。
中島:私は普通に歌詞は書いてるつもりなんですけど、 ストレートに表現してないと言われることが多くて……。 自分では「ひとり」みたいなストレートな歌詞が書けないので、 こういう歌詞を書いてもらえるのは嬉しいですね。
──アルバムをリリースされる前(マキシ・シングル「LEGEND」リリース時)にインタヴューした時 、中島さんは“イイ状態で音楽が作れている” と言っていたんですよ。今もそれが続いているのかな、って。なんか、今はすごく自然体で音楽と接しているように見えます。
中島:そうですね。(イイ状態が)大きくは続いてますね、ずっと。
──(イイ状態になった)理由は何かあったんですか?
中島:いきなりそうなりましたね。 デビューして1~2年くらいは違ったんですけど、 いきなりすごく楽しめるようになって。何なんでしょうね。
──中島さんは否定されるかもしれませんが、自信が出て来たんじゃないですか?
中島:でも、少しはあるかもしれないですね。
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