▲新ドラマーの辻クンを筆頭に 5人のキャラが楽しめるゾ! 01. 春の風 02. グレープフルーツムーン 03. LOVERS ROCK 04. THANK YOU FOR THE MUSIC 05. Asian Lullaby 06. electlyric 07. あの言葉、あの光 08. Floating 09. 春夏秋冬 10. あたらしいひ
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| フリスビーセット(大&小)を 3名様にプレゼント! (応募締切は2005年6月30日) |
2005年 6/19(日)京都クラブメトロ 6/24(金)福井CHOP 6/27(月)札幌KRAPS HALL 7/01(金)広島CLUBQUATTRO 7/03(日)金沢Van Van V4 7/05(火)仙台 MA・CA・NA 7/08(金)福岡DRUM SON 7/14(木)名古屋CLUBQUATTRO 7/16(土)東京LIQUIDROOM ebisu 7/18(月)心斎橋CLUBQUATTRO
※詳しくはオフィシャル・サイトにて
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| ――アルバムでは、佐々木さんと蔡さんで半分ずつくらい詞を書いていらっしゃいますが、それぞれ、“キミ”という言葉を使われていて。当たり前ですが、それぞれ違った“キミ”だとは思うんですけど、どこか共通点があると思うんですが。
佐々木:まったく、違います!
蔡:かぶっていたら、気持ち悪いですし(笑)まあ、人を思うときの気持ちは一緒じゃないですけれど。歌詞を書くときに、僕は自分で歌うので、コジロー(佐々木)が書くときと、僕が普段使う言葉と、まったく違いますし。こいつ、すごく口悪いおっさんなんで(笑)。
佐々木:誰が、おっさんや(笑)。
蔡:(笑)。まあ、コジローの書く歌は、例えば僕ではまったく考え付かないメロディを考えますし、僕は僕の視点で日常で思ったことを歌詞にしているんで。コジローのもコジローの日常からしっかりと出てきたものだから、とてもわかりやすくて。大阪で育って、大阪に住んでいて、そんなにメンタリティが変わらないとうのもありますね。
佐々木:僕たちは、学生時代からバンドをやっているという仲ではなくて、それぞれが卒業をして集まって出来たバンドなんですけど。好きなことが仕事になったといってもメンバーと顔を合せる時間が長いから、もう今ぐらいになると、全部言わなくても伝わるような、そんな感じはありますね。歌詞は、最初は蔡君が歌うことを考えて、つくっていたところもあったんですけど、書いているうちに、自分のことを考えていることもあって。自分の中から生まれる言葉をどんどん表現していくんだけど、それのほうが蔡君がよくわかるって言うし、伝わってくるというのがわかったのは素直に、ものすごい収穫。だから、次は迷うことなく、全部書きます!
――こうして、お話を聞いているだけでもキャラクターが明瞭ですが、辻さんは1月からバンドに加わって、すぐに馴染めましたか
辻:結構、溶け込んでいるんかな?最初はね、めちゃめちゃ優しかったんですよ。入る前後くらいは。で、入ったら、やっぱりか!(笑)
蔡:来て、スグに逃げられると困るんで(笑) 。最初は騙し騙しで~あとはもう、働け!パンパンパン!って。
辻:だから、今はムチの時代なんです(笑)。
――アルバム発売後は、全国ツアー、そのあとはフェスなどに出演予定ですが、もうライヴの青写真は出来上がってますか?
佐々木:CDをそのまま表現するのは、無理な曲が多いので、それをどう生で活かすか試行錯誤中といか。っていうか、実はなにもやっていません!
蔡:(笑)。おいおい、ボケがきれいすぎるわ。まあ、CDのアレンジとライブのアレンジとでは当然違うわけで、ライブに合ったベストなアレンジを考えたいなと。辻君が入ったので、生の演奏に関しては心配はまったくないですし。
――それでは、最後にちょっと気が早いですが、そのツアー、フェスが終わったあと、個人的に何をやってきたいか教えてください。
蔡:今回のレコーディングが楽しかったし、やれることが増えたなという手応えがあるので、また、レコーディングをやりたいですね。今回、タワーレコードのみの特典で未発表音源が付くんですが、それは一発録音のもので。アルバム全体は、音数の多いものじゃないですか、だから、それをやったことで、さらにすごくいい感じの手応えを持つことができて。次は、シボリ切れていて、シンプルなものにしたいなというのがありますね。
佐々木:僕は、アルバムをつくって、ライブをやったりすると、すぐに反省点がでてくる、「よっしゃ!次はこうしよう!」っていうそれが活力源になるんですよ。僕も、次は、よりとぎすまされるような、ひとつひとつの曲が張り詰めた空気感を出しているような、そんな歌をつくってみたいですね。
松井:夏以降は、フェスにも出て、みんな真っ黒のひやけとかしているでしょうけれど、秋は学園祭にでも出たいですね。なんかカタカナ系の女子大に(笑)。
辻:蔡君やコジロー君とかぶるけれど、曲が主張すべきことが今回よりもひとつでも増えていければいいなと思います。例えば、この曲だったら歌を聞かせるための演奏するんだということをしっかり5人が足踏みを揃えて進むんだというのが、作品になったら、と思いますね。このバンドなら、ふり幅はいっぱいあると思うし。
森本:私は、ツアーを終えるごとに成長しているっていう気がしていて、その成長が次のレコーディングとかに反映されていると。だから、次のレコーディングはすごいことになっているのでは!って。私も、学園祭に出たい…っていうか、松井君みたいになってるー(笑)。次は、よりシンプルで力強いものが出ていて欲しいです。
取材・文●山田正樹
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