アルバム『ONENESS』特集・第2弾~ロング・インタヴュー
――そして遂に1stアルバム『ONENESS』が出ますが、まずこのタイトルを考えたのは?
Yasu:アルバムタイトル決めなきゃって煮詰まっていたときに、アレンジャーの方が“ONENESS”って言葉を持ってきてくれて。意味聞いたら“ひとつになる”で、自分達にぴったり、これだ!って。僕ら2人、真逆な性格だし友達でもなかったけど歌でひとつになったりとか、聴いてくれる人が楽しい気持ちになって俺たちと同じ気持ちでひとつになるとか、いろんな意味でまとまっていく感じがして“ONENESS”にしました。
――インディーズのころから今回、変わったところってどこですかね。
Yu:歌は絶対変わってますね。最後に入ってる「LET's TRY」はインディーズに出したミニアルバム(『STREET BREEZE』)にも入ってるんですが、パワフルになったし、「MILLION NIGHTS」では新しいハモリややっちゃんのファルセットも入ってるんで歌う面でも幅広くなったかな。まだまだですけど、一皮むけたかな。
――それは今までコンスタントに行なってきたストリート・ライヴの成果が大きいですかね。
Yasu:そうですね、絶対そうですね。あとは周りの友達もそうですし、今まで出会ってきた人の影響ってあると思います。
――シングルは爽やかなアップテンポな曲が多かったですが、アルバムでは「MILLION NIGHTS」や「HARMONY」などのバラード曲も新たに挑戦した点ですよね。
Yasu:昔からバラードがすごい好きで、カヴァー曲もそういうの歌ってましたね。今回、アルバムのなかで(プロデューサーの)生熊(朗)さんが組んでいたE-ZEE BANDっていうバンドの「MILLION NIGHTS」を歌わせてもらったんです。D-51としてはすごく新鮮な歌なんだけど、自分たち2人としては違和感なくできた。……っていうかやっとできた!
Yu:やっぱり聴かせる曲も好きですね~。
――ほかにも、おひとりずつ作詞作曲した曲もありますね。お互いの曲を聴いてどう思いましたか?
Yu:やっちゃんの「コーノトリ」はアルバムのなかで一番泣けるっていうか、温かくて。詞とメロディがマッチしてる。すごいいい曲だなって相方ながら思いましたね。すばらしい曲です。
Yasu:Yuの「希望クラップ」はYuにしか歌えない歌かな。Yuがソロをとって、ハモリもYuがとってるんですよ。最初自分も歌うはずだったんですけど、声が合わなくて(笑)。Yuの楽観的な感じが表われた歌で、それに僕の神経質な声が入っちゃうと、キリッキリッとした感じがするんで、Yuのソロでいいんじゃないかなって。すごく楽しい曲だなって思います。
――Yasuの曲には三線の音が入ってますよね。
Yasu:最初、歌詞まだなくて、メロディだけで、アレンジお願いしたんです。そしたら三線の音が入ってて。でも自分、最初はこの音入れたくなかったんです。まだ沖縄の民謡って勉強できてないし、沖縄をブランド扱いしてるみたいだなって、最初断ったんです、三線の音はスミマセンって。で、その後、歌詞書いて歌ったたら、三線の入ったアレンジがぴったりだったんですよ! で、これはどうしようと(笑)。でもスタッフに相談しつつ、三線入れたほうが伝わりやすいって結論になって、入れてもらいました。
――そして、インタールードのように2人の会話が挟んでありますね。これは?
Yasu:ただ曲を入れたアルバムよりも、よりD-51を知ってもらうためにいいかなって。
――タイトルとおり1曲1曲が“ひとつになろう”“ひとりじゃない”というテーマになっていますが、ミュージシャンって得てして我が強いじゃないですか。そのなかで“ひとりじゃない”って気持ちを持ってるのはどうしてなんでしょう?
Yasu:やっぱりみんなに支えられてここまで来たってのが強いから。常に誰かがいたんですよ。つらいことがあっても友達がいたし、家族がいたし。“歌、やめたい!”って思ってもストリート・ライヴすればみんな来てくれたり。絶対周りに必要だってのを感じてるんですよね。……そういうのだと思います。
Yu:僕も目立ちたいから歌いだしたのは確かだけど、やっちゃんの詞は“そうだよな”って思うこと多いですね。そこから僕なりのヴィジョンが見えたり、なにかしら映像が出てくる歌詞なんで。
――そしてアルバムとともに全国ツアー、開始ですね。
Yu:1ヶ月も沖縄を離れるのも大事件だ!
Yasu:とりあえずカバンはパンパンですよね。どうやって荷物もってこう?って(笑)。セットリストは選びやすくなって楽しいですね。新しい曲できるし!
Yu:歌詞、ミスらないようにしなきゃ(笑)。
――「NO MORE CRY」という代表曲ができ、1枚アルバムをリリースしますが、この次、どうなるでしょう?
Yasu:次の曲で応えたいですね。いい意味で期待を裏切りたいとも思うし。あとライヴにも来て欲しいです。
Yu:全然違う、爽やかなイメージを崩したいですね。本当はこうなんだよって裏切り作戦! ジャンルにこだわらないで歌いたいです。
取材・文●星野まり子
Yasu:アルバムタイトル決めなきゃって煮詰まっていたときに、アレンジャーの方が“ONENESS”って言葉を持ってきてくれて。意味聞いたら“ひとつになる”で、自分達にぴったり、これだ!って。僕ら2人、真逆な性格だし友達でもなかったけど歌でひとつになったりとか、聴いてくれる人が楽しい気持ちになって俺たちと同じ気持ちでひとつになるとか、いろんな意味でまとまっていく感じがして“ONENESS”にしました。
――インディーズのころから今回、変わったところってどこですかね。
Yu:歌は絶対変わってますね。最後に入ってる「LET's TRY」はインディーズに出したミニアルバム(『STREET BREEZE』)にも入ってるんですが、パワフルになったし、「MILLION NIGHTS」では新しいハモリややっちゃんのファルセットも入ってるんで歌う面でも幅広くなったかな。まだまだですけど、一皮むけたかな。
――それは今までコンスタントに行なってきたストリート・ライヴの成果が大きいですかね。
Yasu:そうですね、絶対そうですね。あとは周りの友達もそうですし、今まで出会ってきた人の影響ってあると思います。
――シングルは爽やかなアップテンポな曲が多かったですが、アルバムでは「MILLION NIGHTS」や「HARMONY」などのバラード曲も新たに挑戦した点ですよね。
Yasu:昔からバラードがすごい好きで、カヴァー曲もそういうの歌ってましたね。今回、アルバムのなかで(プロデューサーの)生熊(朗)さんが組んでいたE-ZEE BANDっていうバンドの「MILLION NIGHTS」を歌わせてもらったんです。D-51としてはすごく新鮮な歌なんだけど、自分たち2人としては違和感なくできた。……っていうかやっとできた!
Yu:やっぱり聴かせる曲も好きですね~。
――ほかにも、おひとりずつ作詞作曲した曲もありますね。お互いの曲を聴いてどう思いましたか?
Yu:やっちゃんの「コーノトリ」はアルバムのなかで一番泣けるっていうか、温かくて。詞とメロディがマッチしてる。すごいいい曲だなって相方ながら思いましたね。すばらしい曲です。
Yasu:Yuの「希望クラップ」はYuにしか歌えない歌かな。Yuがソロをとって、ハモリもYuがとってるんですよ。最初自分も歌うはずだったんですけど、声が合わなくて(笑)。Yuの楽観的な感じが表われた歌で、それに僕の神経質な声が入っちゃうと、キリッキリッとした感じがするんで、Yuのソロでいいんじゃないかなって。すごく楽しい曲だなって思います。
――Yasuの曲には三線の音が入ってますよね。
Yasu:最初、歌詞まだなくて、メロディだけで、アレンジお願いしたんです。そしたら三線の音が入ってて。でも自分、最初はこの音入れたくなかったんです。まだ沖縄の民謡って勉強できてないし、沖縄をブランド扱いしてるみたいだなって、最初断ったんです、三線の音はスミマセンって。で、その後、歌詞書いて歌ったたら、三線の入ったアレンジがぴったりだったんですよ! で、これはどうしようと(笑)。でもスタッフに相談しつつ、三線入れたほうが伝わりやすいって結論になって、入れてもらいました。
――そして、インタールードのように2人の会話が挟んでありますね。これは?
Yasu:ただ曲を入れたアルバムよりも、よりD-51を知ってもらうためにいいかなって。
――タイトルとおり1曲1曲が“ひとつになろう”“ひとりじゃない”というテーマになっていますが、ミュージシャンって得てして我が強いじゃないですか。そのなかで“ひとりじゃない”って気持ちを持ってるのはどうしてなんでしょう?
Yasu:やっぱりみんなに支えられてここまで来たってのが強いから。常に誰かがいたんですよ。つらいことがあっても友達がいたし、家族がいたし。“歌、やめたい!”って思ってもストリート・ライヴすればみんな来てくれたり。絶対周りに必要だってのを感じてるんですよね。……そういうのだと思います。
Yu:僕も目立ちたいから歌いだしたのは確かだけど、やっちゃんの詞は“そうだよな”って思うこと多いですね。そこから僕なりのヴィジョンが見えたり、なにかしら映像が出てくる歌詞なんで。
――そしてアルバムとともに全国ツアー、開始ですね。
Yu:1ヶ月も沖縄を離れるのも大事件だ!
Yasu:とりあえずカバンはパンパンですよね。どうやって荷物もってこう?って(笑)。セットリストは選びやすくなって楽しいですね。新しい曲できるし!
Yu:歌詞、ミスらないようにしなきゃ(笑)。
――「NO MORE CRY」という代表曲ができ、1枚アルバムをリリースしますが、この次、どうなるでしょう?
Yasu:次の曲で応えたいですね。いい意味で期待を裏切りたいとも思うし。あとライヴにも来て欲しいです。
Yu:全然違う、爽やかなイメージを崩したいですね。本当はこうなんだよって裏切り作戦! ジャンルにこだわらないで歌いたいです。
取材・文●星野まり子
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