ピート、リハビリ施設から無事退院

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ベイビーシャンブルズのピート・ドハーティが2月19日(金)、2週間の治療を終えリハビリ施設を後にした。この先、12週間のカウンセリング/セラピーが残っているものの、ドラッグを止めるときに出る禁断症状は峠を越したといわれている。

退院の前日、ドハーティの母親は「ほんとに嬉しい。誇りに思ってるわ」と『The Sun』紙に語った。ドハーティの治療を受け持ったポール・ラッセルは、こう話している。「ピートは2週間、ドラッグをやってない。刑務所を出たときは、まだ血液中にその形跡が残っていたが、今はもうない」「ピートは(薬を抜くのに)地獄の体験をした。典型的な禁断症状が出たんだ。先週はひどい熱を出し、全身に鳥肌が立ち、汗まみれで眠ることが出来なかった。でも、これから新しい生活を始めるために施設を後にする」ドハーティは、ヘロインの効力を抑えるナルトレキソン・インプラントを足に埋め込む手術も受けている。

ドハーティはこの後、12週間にわたり毎日ラッセルと会い、カウンセリングを受ける。2人は「ギグをやって、薬を勧められたときどうすればいいかなど、この先起こりうるハイ・リスクな誘惑について」話し合うという。

恐喝/強盗の嫌疑を受けているドハーティは2月21日(月)、裁判所に出廷することになっている。ベイビーシャンブルズはその後、ロンドンのクラブ、ガレージでパフォーマンスする予定。また翌日(22日)には、ブリクストン・アカデミーで大規模なショウを行なう。

Ako Suzuki, London
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