ロビー・ウィリアムス、クイーンの決定にご不満

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クイーンの新ヴォーカリストの選択に、ロビー・ウィリアムスが不平を漏らしている。クイーンは再結成ツアーを行なうにあたり、フリーのポール・ロジャースをヴォーカリストに抜擢した。彼らのヒット曲「We Are The Champion」をカヴァーしたことのあるウィリアムスは、自分にお声がかからなかったのが悔しくてしかたないようだ。

Digitalspy.co.ukによると、ウィリアムスはこう話したという。「彼らをバックに歌えるなんて! ああもう、ほんとにクールなことになったのに。俺は映画のサントラ(『A Knight's Tale』)で“We Are The Champion”を歌ったこともあるんだ。彼らはよくできたって褒めてくれたんだよ」

しかしながら、クイーンのベーシスト、ジョン・ディーコンは、ウィリアムスでは力不足だとコメントしている。「意地悪なことは言いたくないが、ロビーはフレディ・マーキュリーじゃない。フレディの代わりなんていない……。まあ、少なくともロビーじゃないことは確かだね」

ロジャーズをヴォーカルに迎えたクイーンは、3月28日にロンドンのブリクストン・アカデミーでコンサートを行なう。今回のショウは、ファン・クラブのメンバーのみを対象にしたもの。ギタリストのブライアン・メイは、4月に大規模なツアーを行ないたいと話しているので、そのウォーミングアップを兼ねているのかもしれない。

Ako Suzuki, London
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