ベイビーシャンブルズ、ショウなくしてツアーを終了

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ショウをドタキャンしようが、そこで暴動が起きようが、もはやニュースにもならない感のあるベビーシャンブルズだが、バンドのトラブル続きだったUKツアーがさらなるトラブルを引き起こしたまま終了した。

12月18日(土)、バンドはロンドンのアストリアでのショウを最後にUK/アイルランド・ツアーの幕を閉じる予定だった。しかしNME.comによると、深夜に出演するはずだったバンドはいくら待っても姿を現さず、(午前)2時になってようやくショウのキャンセルが発表されたという。

目撃者の話によると、それを聞いた観客の中には逆上してステージに飛び乗り、バンドの機材を破壊しようとした人々も数多くいたという。観客の1人はNMEにこう話している。「嘘かほんとかわからないけど、ピートが会場に入ったのを見たって言ってる奴もいた。でも、2時間も待ったのにバンドは結局プレイしなかった。ステージの幕が下りて(キャンセルしたという)アナウンスが流れた後すぐに、暴動が起きたんだ」

NMEによると、この騒ぎにより逮捕者は出なかったものの、警察が出動しているという。

バンドは、15日のブラックプールでのショウも途中でキャンセル。満足に歌えないピートの状態に業を煮やしたメンバーがパフォーマンスの途中でステージを去り、ピート自身もスタッフによって連れ出された。しかしながら、バンドは翌日のシェフィールドでのショウは問題なくプレイしていた。

ベイビーシャンブルズは、大晦日にバーミンガム、ストーク、オールドハム、マンチェスターの4都市で公演を行なう予定。「どうなることやら」と呟いている人は少なくないはずだ。

Ako Suzuki, London
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