──新曲のリリースは約1年2ヶ月ぶりですね。
松本賢一(B):久々ですね。
上原彰兼(Dr):新鮮な気持ちでレコーディングしました(笑)。
──メジャー・レーベルからのリリースってこともあって、「また、ここからスタート」という気分も強いのでは?
松本:“メジャー”に関しては、それほど意識してなくて。人から言われると“あ、そうだな”って思う程度ですね。
近藤信政(G):心機一転、っていうのはありますけど。
北川賢一(Vo):うん、成長してるってところも見せたいですけどね。
──新曲の「心絵」からも、バンドの成長は十分感じました。これ、いつ作った曲なんですか?
北川:えーと、去年の12月に途中までできてて、サビがなかなかできなかったんですよ。で、何度かやり直して、結局6月くらいに出来たのかな。
──結構悩んだ?
北川:悩みましたねえ。この曲を作ったとき、凹んでたし。
上原:自分が暗いときは、明るくて前向きな曲を書きたくなるらしいよ。自分が“こうなりたい”って思うことを書くんだって。
北川:そうそう。だってホントに暗い気分のときに、暗い曲なんて書けへんもん。でも、このときはめっちゃ落ちてたなあ。
──なんでそんなに落ち込んでたの?
北川:バンドのことじゃなくて、自分のことなんですけどね。気持ち的に歌えないときもあったし、曲ができへん、歌詞が書けへん、ってことも当然あるし。あと、俺と同じ年の友達──俺、いま24才なんですけど──が“やりたいことが見つからない”ってめっちゃ焦ってたりとか。
上原:あるよね、落ちること。俺もツアーの初日とか、めちゃくちゃ落ちるもん。泣いてたからね。
──(笑)。子供じゃないんだから。
北川:でも、ホントに抜け殻みたいだったんですよ、その頃。で、“しっかり地に足をつけて歩いていきたい”って思ったり。そういう思いが入ってますね、この曲には。
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