歌って踊って自分を表現!エンターテイナーSHY特集【インタヴュー・パーソナル編】
――SHYさんはもともとダンスからスタートしたんですよね。新作「with me」のプロモーションビデオでもバッチリ踊ってますし。
SHY:母親が言うには「あなたはハイハイする前から踊っていた」って(笑)。それが本当かどうかは分からないですけど、小さい頃から踊ってましたね。身体を動かすことも好きだったし。で、9歳のとき小学校の廊下で踊ってたら、それまで話したことのない同級生の女の子から「一緒にダンス教室に行かない?」って誘われて。その子もダンス大好きだったらしく、一緒に行く仲間がほしかったみたいでね。それで私も教室に通うようになったんです。
――思春期になると人前で踊ることが恥ずかしくなったりしませんでしたか?
SHY:なかったですね。むしろダンスには厳しかったらしい(笑)。というのも友達から聞いた話なんですけど、林間学校のキャンプファイアーでフォークダンスするじゃないですか。みんな、恥ずかしがるんですよね。特に男の子が。それを私、注意してたらしいんですよ「ちゃんと踊りなさい!」って(笑)。
――あはは。そこから歌うようになったのは?
SHY:高校のときに、ある女の子バンドのドラムに欠員が出たんですね。で、「ダンスやってるからリズムとれるに違いない」と私に白羽の矢が当たりまして(笑)。実際、四肢をバラバラに動かすのは得意だったし、実際楽しかったですし。そのころはローリング・ストーンズのコピーをやってたんですが、ドラムよりもヴォーカルに目が行くようになったかな。ダンスももちろん続けていて、バックダンサーの仕事をするようになったんですが、歌手の方の歌っている姿を実際見るようになって“私も歌いたい”って強く思うようになって、ヴォイス・トレーニング受けて、デモ作ってました。
――歌いたいって思うようになったのは、何か伝えたいって思いが膨らんだからですかね?
SHY:歌うキッカケのころは……いや、レコード大賞をいただいた去年の年末あたりまでは、もっとエゴが強かったですね。ステージから私の歌やダンスのエネルギーを投げ飛ばすっていうのかな、言葉でうまく表現できないんだけど、エンターテイナーってそういうものだと思ってたんですね。極端なこと言えば、ステージで転んじゃいけない、水を飲んでる姿を見せちゃいけないって(笑)。
――たしかにデビュー当時のSHYさんは、赤をイメージ・カラーにきっちりとパッケージされたアーティストでしたよね。そのころは完璧主義でしたか?
SHY:でしたね。だからか最初は“においがない”とか言われましたね。でもね、そのころは必死で「失敗したらどうしよう!?」って常に思ってた。あと「人とは違う面を出したい、自分の特異なところを見せられるエンターテイナーになりたい」って。でも、作品を作ってきて、ライヴやラジオでファンの人たちとやりとりしてきて……自分は特別な人間じゃなくて、みんなと同じように恋に浮かれたり悩んだりするし、ファンはそういうところに共感をもってくれるんだって感じて。こだわるところはこだわるけど、無理なことはしなくなりましたね。
――なるほど。ところでSHYさんはご自身のことを“エンターテイナー”とおっしゃいますが、シンガー、アーティスト、ミュージシャンではなく、エンターテイナーって言葉を使うのは何故ですか?
SHY:すごく好きなんですよね、エンターテイナーって言われる人が。マイケル・ジャクソンやプリンスとか。エンターテイナーって何なんだって言われると難しいんですけど、私も自分がずっとダンスやってきたのもあるし。踊っているときに声が出るってすごく自然なことだと思うんです。ミュージカルって不自然で苦手って人いると思うんですけど、人間って喜んだりうれしかったりすると体が動くし、歌だって歌いたくなりますよね(笑)。そういうところから人生ってミュージカルみたいだなってのもずっと前から思ってて。自分の思いを届けたいってときに、歌って踊って表現して職業に就けたって思うと、自分はエンターテイナーだなって感じるんです。
――ところで、SHYさんのマイブームは?
SHY:爪かな。私の曲を女性に聴いてもらいたいというのもあって、女性に今人気のネイルアートを(笑)。今日も爪にラインストーン(宝石のような飾り)を貼ってきました。でもね、こういうの、ギター弾くとすぐ取れちゃうし、ちょっとがさつに扱うとダメですね。自分の生活の粗さに気づきましたよ(笑)。
――あ、ホントだ、キレイにしてますね。でも、ネイルアートしようって理由が仕事人ですね。今後、SHYさんがやってみたいことってありますか?
SHY:自分のずるい部分や汚い部分も、歌でストレートに表現したいですね。「あ、こいつイヤなやつ」って思われるかもしれないけど、それが人間誰しも持っている面だったら、それを表現したいです。
SHY:母親が言うには「あなたはハイハイする前から踊っていた」って(笑)。それが本当かどうかは分からないですけど、小さい頃から踊ってましたね。身体を動かすことも好きだったし。で、9歳のとき小学校の廊下で踊ってたら、それまで話したことのない同級生の女の子から「一緒にダンス教室に行かない?」って誘われて。その子もダンス大好きだったらしく、一緒に行く仲間がほしかったみたいでね。それで私も教室に通うようになったんです。
――思春期になると人前で踊ることが恥ずかしくなったりしませんでしたか?
SHY:なかったですね。むしろダンスには厳しかったらしい(笑)。というのも友達から聞いた話なんですけど、林間学校のキャンプファイアーでフォークダンスするじゃないですか。みんな、恥ずかしがるんですよね。特に男の子が。それを私、注意してたらしいんですよ「ちゃんと踊りなさい!」って(笑)。
――あはは。そこから歌うようになったのは?
SHY:高校のときに、ある女の子バンドのドラムに欠員が出たんですね。で、「ダンスやってるからリズムとれるに違いない」と私に白羽の矢が当たりまして(笑)。実際、四肢をバラバラに動かすのは得意だったし、実際楽しかったですし。そのころはローリング・ストーンズのコピーをやってたんですが、ドラムよりもヴォーカルに目が行くようになったかな。ダンスももちろん続けていて、バックダンサーの仕事をするようになったんですが、歌手の方の歌っている姿を実際見るようになって“私も歌いたい”って強く思うようになって、ヴォイス・トレーニング受けて、デモ作ってました。
――歌いたいって思うようになったのは、何か伝えたいって思いが膨らんだからですかね?
SHY:歌うキッカケのころは……いや、レコード大賞をいただいた去年の年末あたりまでは、もっとエゴが強かったですね。ステージから私の歌やダンスのエネルギーを投げ飛ばすっていうのかな、言葉でうまく表現できないんだけど、エンターテイナーってそういうものだと思ってたんですね。極端なこと言えば、ステージで転んじゃいけない、水を飲んでる姿を見せちゃいけないって(笑)。
――たしかにデビュー当時のSHYさんは、赤をイメージ・カラーにきっちりとパッケージされたアーティストでしたよね。そのころは完璧主義でしたか?
SHY:でしたね。だからか最初は“においがない”とか言われましたね。でもね、そのころは必死で「失敗したらどうしよう!?」って常に思ってた。あと「人とは違う面を出したい、自分の特異なところを見せられるエンターテイナーになりたい」って。でも、作品を作ってきて、ライヴやラジオでファンの人たちとやりとりしてきて……自分は特別な人間じゃなくて、みんなと同じように恋に浮かれたり悩んだりするし、ファンはそういうところに共感をもってくれるんだって感じて。こだわるところはこだわるけど、無理なことはしなくなりましたね。
――なるほど。ところでSHYさんはご自身のことを“エンターテイナー”とおっしゃいますが、シンガー、アーティスト、ミュージシャンではなく、エンターテイナーって言葉を使うのは何故ですか?
SHY:すごく好きなんですよね、エンターテイナーって言われる人が。マイケル・ジャクソンやプリンスとか。エンターテイナーって何なんだって言われると難しいんですけど、私も自分がずっとダンスやってきたのもあるし。踊っているときに声が出るってすごく自然なことだと思うんです。ミュージカルって不自然で苦手って人いると思うんですけど、人間って喜んだりうれしかったりすると体が動くし、歌だって歌いたくなりますよね(笑)。そういうところから人生ってミュージカルみたいだなってのもずっと前から思ってて。自分の思いを届けたいってときに、歌って踊って表現して職業に就けたって思うと、自分はエンターテイナーだなって感じるんです。
――ところで、SHYさんのマイブームは?
SHY:爪かな。私の曲を女性に聴いてもらいたいというのもあって、女性に今人気のネイルアートを(笑)。今日も爪にラインストーン(宝石のような飾り)を貼ってきました。でもね、こういうの、ギター弾くとすぐ取れちゃうし、ちょっとがさつに扱うとダメですね。自分の生活の粗さに気づきましたよ(笑)。
――あ、ホントだ、キレイにしてますね。でも、ネイルアートしようって理由が仕事人ですね。今後、SHYさんがやってみたいことってありますか?
SHY:自分のずるい部分や汚い部分も、歌でストレートに表現したいですね。「あ、こいつイヤなやつ」って思われるかもしれないけど、それが人間誰しも持っている面だったら、それを表現したいです。