初来日公演を終えたマルーン5 世界的ヒットを続ける彼らを直撃インタヴュー

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──最近、お気に入りでよく聴いている曲を教えてください。

ジェシー:最近よく聴いているのはフランスのバンドでPhoenix(フィーニックス)。「Everything Is Everything」がここ最近のベスト・ソングだね。 あとはカニエ・ウェストもいいね。


ライアン:もう1曲は、個人的にも仲良くしているRilo Kiley(ライロ・カイリー)というバンドの曲で、今アメリカでリリースされている「Portions for Foxes」が特にいいよ。僕はiPodで繰り返し聴いている。ヴォーカリストのジェーン・ルイスの声は他に聴いたことがないくらい美しいよ。

──ライアン、肩の調子はどう? 日本のファンのみんなは心配していますよ。

ライアン:ほんと? 日本のみんなが僕の肩を心配してくれてるの!? 感動的だなぁ。調子はだいぶいい。そう言えるようになったのもつい最近のことなんだ。しばらくは痛みを押して演奏していたんだけど、ツアーを休み、リハビリを始めたおかげでだいぶ腫れも引いてきた。何よりも休養が必要だったみたいなんだ。回復に向かっているので、数ヶ月くらい先には復帰できると思いたいよ。

──今回は短い滞在ですが、もし時間があったら日本でやってみたいことは何ですか?

ジェシー:東京をもっと見てまわりたいよ。渋谷にはちょっとだけ行った。買い物には便利そうな街だね。時間があれば、京都でお寺を見たり、日本の伝統的な部分にも触れてみたい。昔から興味があったんで。

ジェイムス:長いツアーの経験から学んだのは、訪れた街の表面的な部分だけに触れても意味がないってことだ。その街に住む人と知り合いになって、ガイドになってもらうのが一番だと思う。残念ながら日本ではまだそういう人がいないので、本当の日本を知れていないのかも。忙しくてその時間もないんだけど、できればそういう知り合いが欲しいね。街は人が作るわけだから。

──11月までツアーが忙しいと聞きましたが、年内の予定、来年の予定を教えてください。

ライアン:年内の予定は世界各国のツアーでほぼ満杯だ。すごく楽しみだよ。ここ日本のあと、10月はヨーロッパ全土のツアー、11月からはオーストラリア、そして冬~春にかけて大々的な全米ツアーがある。来年の一番の目標は、スタジオに戻って、次のアルバムを作ることになるだろうね。

──いつ頃になりそうですか?

ライアン:夏頃かな。

──ツアー中も曲作りはするのですか?

ライアン:曲の作り方は色々なので、書いていると言ってもいいんじゃないかと思う。というのも、メンバーがそれぞれに思いついたランダムなアイディアをまとめて1曲に作り上げるやり方もあるからね。でも、すべての詞とメロディを手がけるメインのソングライターであるアダムは、ツアーでは曲を書かない。クリエイティヴになれる場所というのは、ロスの自宅なんだ。

ジェイムス:たいてい家に戻れるのは1週間程度なのに、それだけで数曲のデモを作ってしまうから驚くよ。集中力がすごいんだろうね。僕らもそうだけど、一つの場所に落ち着いて何かをやれると、意識を集中させることができる。ツアー中は、いろんなことに気が散っているし、優先事項はなんといっても毎晩のライヴだからね。そういう状況では曲作りに気が回らないんだよ。

ライアン:でも長くツアーに出ているので、いいアイディアはいくつかたまっている。そこを出発地点として、次のアルバムの制作にかかりたいよ。

──最期にファンにメッセージをお願いします。

ジェシー:日本の皆さん、こんにちは。ライヴを見に来てくれた人、レコードを聴いてくれた人、みんな本当にありがとう。愛してるよ。


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BMGファンハウス
BVCP-24048 \2,200(tax in)

1. ハーダー・トゥ・ブリーズ
2. ディス・ラヴ
3. シヴァー
4. シー・ウィル・ビィ・ラヴド
5. タングルド
6. ザ・サン
7. マスト・ゲット・アウト
8. サンデイ・モーニング
9. シークレット
10. スルー・ウィズ・ユー
11. ノット・カミング・ホーム
12. スウィーテスト・グッドバイ
13. ラグドール
14. ディス・ラヴ - カニエ・ウエスト・リミックス(エキストラ・トラック)
15. ディス・ラヴ(ライヴ・アコースティック)(エキストラ・トラック)
16. ハーダー・トゥ・ブリーズ(ライヴ・アコースティック)(エキストラ・トラック)



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