ジャネット・ジャクソン、声の無断使用で訴えられる

ポスト
ジャネット・ジャクソンがアルバム『Damita Jo』の収録曲の中で、女性ラッパー、ロクサーヌ・シャンテの声を無断使用したとして、訴訟を起こされたとAllHipHop.comが報じている。

ロクサーヌ・シャンテは'80年代後半から'90年代前半にかけて活躍した女性ラッパーの先駆け的な存在だが、その彼女の「Def Fresh Crew」という曲にある「So Fresh」と言っている声が、ジャネット・ジャクソンの今年リリースされたアルバム『Damita Jo』の収録曲「Like You Don't Love Me」で無断使用されているという。
ロークサーヌ・シャンテは「私の声に対して何も支払われずにいるのは、完全な誤り」と主張。しかし、ジャネット・ジャクソンの代理人は「Like You Don't Love Me」で使用されているものが、ロクサーヌ・シャンテの声をサンプリングしたものではないと電話で伝えてきたことに対して、ロクサーヌ・シャンテが激怒し、訴訟に踏み切った。
なお、ロクサーヌ・シャンテの声は今までも多数のヒップホップ・アーティストによって使用されてきており、彼女にとってサンプリング・クリアランスの問題が発生したのは今回が初めてではないという。

K.Omae, LA
この記事をポスト

この記事の関連情報