<SUMMER SONIC 2004>黄色い声援の飛ぶ人気見せたN.E.R.D
日本では、ファレル・ウィリアムスとファッション・ブランドA BATHING APEのNIGOとの友情もあり、ファッション誌の表紙を飾るなど、オシャレ層も巻き込んでアイドル的な人気の彼ら。日本に住んでるのでは? と思うくらい頻繁に来日しているようだが、今回はロック・フェスということでバンド仕様。当然チャドは不在であった。
開始直後から黄色い大声援が飛ぶものの、ライヴ・パフォーマーとしての存在感には少々物足りなさを感じた。バンド自体は、ヒップホップのバック・バンドとしては申し分ないのかもしれないが、これだけビッグ・アーティストと並んでしまうと、“ロック・バンド”のステージとしては、聴き劣りしてしまうのが正直なところだ。
それでも「She Wants To Move」など新作の曲、さらにプロデューサーとしての名義であるネプチューンズ作品のフレーズやロックの名曲フレーズを至る所に織り交ぜるなど、終始リラックスした雰囲気の中、多彩なトラックで楽しませてくれた。
“話題のグループの動く姿をとりあえず見たい!”という感じの観客が多かったせいか、コール・アンド・レスポンスのリアクションは鈍かったものの、ライヴ全体のできは決して悪いものではなく、初めてのN.E.R.Dにオーディエンスは満足している様子だった。個人的にはN.E.R.Dはライヴ・バンドではなく、レコーディング・アーティストなんだと実感させられたステージであったが。
8/8@千葉マリンスタジアム
text/Hatch Azz
photo (C)SUMMER SONIC
開始直後から黄色い大声援が飛ぶものの、ライヴ・パフォーマーとしての存在感には少々物足りなさを感じた。バンド自体は、ヒップホップのバック・バンドとしては申し分ないのかもしれないが、これだけビッグ・アーティストと並んでしまうと、“ロック・バンド”のステージとしては、聴き劣りしてしまうのが正直なところだ。
それでも「She Wants To Move」など新作の曲、さらにプロデューサーとしての名義であるネプチューンズ作品のフレーズやロックの名曲フレーズを至る所に織り交ぜるなど、終始リラックスした雰囲気の中、多彩なトラックで楽しませてくれた。
“話題のグループの動く姿をとりあえず見たい!”という感じの観客が多かったせいか、コール・アンド・レスポンスのリアクションは鈍かったものの、ライヴ全体のできは決して悪いものではなく、初めてのN.E.R.Dにオーディエンスは満足している様子だった。個人的にはN.E.R.Dはライヴ・バンドではなく、レコーディング・アーティストなんだと実感させられたステージであったが。
8/8@千葉マリンスタジアム
text/Hatch Azz
photo (C)SUMMER SONIC
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