ソウルフルでパワー溢れる歌唱が魅力の15歳、彩乃に迫る
まだ15歳の少女“彩乃”。 卓越した歌唱力で、少女の思いを届けてくれる新世代の歌手が出現した。 '01年、TLCやモニカなどのプロデュースを手がける「SOULPOWER」による<ソウルパワー・ジャパン・オーディション>で、当時12歳でグランプリを獲得。幼少のころからゴスペルを学び、それを基礎として歌の表現力に磨きをかけ、作詞作曲までをもこなすというスーパーなティーンエイジ・シンガーソングライター“彩乃”。 最新シングル「知りつくしてほしい」では、ジャズフィーリング溢れるアップテンポなサウンドに乗せて、少女の内なる心の叫びを歌い上げる。レコーディングも一発録りでこなしてしまうという彼女が、どんな訓練で声を自己表現の手段にできたのか、また歌にかける意気込みや思いを訊いた。 |
デビュー・シングル 『コナユキ』 TFCC-89090 \1,260(tax in) 2004年 1月15日発売 [収録曲] 01. コナユキ 02. そんな優しさも今は… 03. AMAZING GRACE 04. コナユキ(Instrumenntal) 05. そんな優しさも今は… (Instrumental) | ――小学五年生から歌のレッスンを始めたということですが、具体的にどのようなレッスンを受けていたのですか? それは楽しかった、それとも辛かった? 彩乃:発声など、歌を歌う上での基礎的なことを学びました。つらかったことと楽しかったことは半分ずつくらいでした。 ――曲作りはどんな風にやっていますか。詩が先、それとも曲が先にできる? 彩乃:曲作りは、主に鼻歌などで自分でサビを作り、それにコードをつけて、その後にAメロ、Bメロを作っていくカンジです。曲を先に作ります。 ――詩に込めるものは自分の正直な思い、それとも想像して? 彩乃:たまには、“みんなもこう思っているんじゃないかな”というような想像の場合もありますが、主な部分は自分の正直な思いです。 ――「コナユキ」と「知りつくしてほしい」で変わったことは? または変えたことは? 彩乃:「コナユキ」と「知りつくしてほしい」は曲調がまったく違います。「コナユキ」よりも「知りつくしてほしい」の方が世界観が広がったように思います。 ――曲を作る時はどんなことを心がけるようにしてる? 彩乃:詩を書くときに、嘘は書かないということを心がけています。 ――歌がうまいと頻繁に言われると思いますが、そういわれるとどんな気持ち? 彩乃:歌がうまいと言われている人はたくさんいるので、歌がうまいと言われるのは実はあまりうれしくないです。それよりも“スゴイ”とか“詩がいい”“曲がいい”と言われるような人になりたいです。 ――リスペクトする歌手は? その理由も教えて。 彩乃:作詞作曲も自分でこなし、弾き語りもできるキャロル・キングが大好きです。 ――将来的にどんな歌を歌っていきたい? どんなアーティストになりたい? 彩乃:私の歌を聴いてくれた人に、少しでも私自身の思いが伝わるような歌を歌っていきたいです。そして歌詞で泣かせ、歌で感動してもらえるアーティストになるのが夢です。 |