Salyu、ささやきと叫びが同居したデビューシングルをリリース
'01年に公開された、岩井俊二監督、小林武史音楽による映画『リリイ・シュシュのすべて』で、リリイ・シュシュというシンガーとして歌っていたSalyu。リリイ・シュシュとしては、'00年に1stシングル「グライド」、2ndシングル「共鳴(空虚な石)」をリリース、そしてオリジナル・アルバムとして『呼吸』をリリースしているので、リリイ・シュシュの名前を知らない人はいないだろう。
彼女が本格的にSalyuとして活動を始めたのが、RIP SLYMEのILMARIとのコラボレーション「VALON」であり、ソロ歌手Salyuとしてのデビューになるのが6/23リリースの今回のシングル「VALON-1」なのだ。
この曲は、「M1」というタイトルで小林武史とSalyuの間でずっと温め続けられたもので、さまざまなアレンジを経て今回のバージョンに行き着いたという。小林武史のSalyu観というか、この楽曲に対する最終的な解釈なのか、浮遊するSalyuの声を捕まえに行こうとしない控えめなアレンジなのだが、この控えめさ加減が素晴らしい。ピアノ、シンセ、ストリングス、そしてギターと、セレクトされた音色が絶妙なバランスで、着地ポイントをギリギリまで明らかにしないコード進行と相まって、いまだかつてない世界観を作り出している。Salyuの声には、ささやきと叫びが同居した不思議な新鮮さがあり、茫洋としたバックの上で気だるそうに、それに相反してしっかりとした意思を持って物語を作っていく。間違いなく稀有な才能のアーティストの誕生だ。
このSalyuのPVと楽曲の試聴をスタート! 不思議な魅力に浸ってください。
「VALON-1」PV映像はコチラ
https://www.barks.jp/watch/?id=1000000700
「VALON-1」楽曲試聴はコチラ
https://www.barks.jp/listen/?id=1000000699
彼女が本格的にSalyuとして活動を始めたのが、RIP SLYMEのILMARIとのコラボレーション「VALON」であり、ソロ歌手Salyuとしてのデビューになるのが6/23リリースの今回のシングル「VALON-1」なのだ。
この曲は、「M1」というタイトルで小林武史とSalyuの間でずっと温め続けられたもので、さまざまなアレンジを経て今回のバージョンに行き着いたという。小林武史のSalyu観というか、この楽曲に対する最終的な解釈なのか、浮遊するSalyuの声を捕まえに行こうとしない控えめなアレンジなのだが、この控えめさ加減が素晴らしい。ピアノ、シンセ、ストリングス、そしてギターと、セレクトされた音色が絶妙なバランスで、着地ポイントをギリギリまで明らかにしないコード進行と相まって、いまだかつてない世界観を作り出している。Salyuの声には、ささやきと叫びが同居した不思議な新鮮さがあり、茫洋としたバックの上で気だるそうに、それに相反してしっかりとした意思を持って物語を作っていく。間違いなく稀有な才能のアーティストの誕生だ。
このSalyuのPVと楽曲の試聴をスタート! 不思議な魅力に浸ってください。
「VALON-1」PV映像はコチラ
https://www.barks.jp/watch/?id=1000000700
「VALON-1」楽曲試聴はコチラ
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