| ──2ndアルバムを作り終えた手応え、そして聴き所を教えて下さい。
マイケル:出来にはとても満足している。この数年で僕らがバンドとしてどう成長したかを反映していると思うよ。特に歌詞には注目してほしいな。
──前作の日本でのヒットをどう捉えていますか?
マーク:前作ではとてもラッキーだったと思う。いい感じに盛り上がったし。僕らは日本好きだしね。確かアルバムチャート5位までいったんだっけ?
マイケル:インターナショナル・チャートでね。
マーク:みんなあのアルバムを買ってくれて本当にありがとう。そして今回のアルバムも僕自身とても楽しみにしているよ。前作とはちょっと違うけど、ライヴの雰囲気が感じ取ってもらえると思う。それももうすぐ見られるよ! アルバム、ぜひ聴いてね。思い入れもたくさんあるから。
──2ndアルバムにおいて、1stアルバムの頃から一番変わった部分や成長した部分を教えて下さい。
マーク:みんなミュージシャンとして成長したと思う。演奏の面だけではなく、ソングライティングについても学んだし。それと、サウンド面や作曲ついても勉強したんだ。
ジェイ:このアルバムはとてもよくできていると思う。とっても時間がかかったけど、80%が僕らが書いた曲なんだ。メンバーから突然電話がかかってきて、ギターのパートしかなかった曲に、急に最後の段階でキーボードを入れようって、そのままスタジオに入ったり……。ランダムにアイデアを出し合ったり、偶然をうまく取り入れられたのがよかったと思う。楽しかったよ。
パトリック:一番の違いは、これまでに長くツアーをして、長い時間を一緒に過ごしてきたことによって、このアルバムがより僕ららしくなったということかな。
──「ストレンジ」でバックストリート・ボーイズのケヴィン、「ワン・ディ・トゥー・レイト」ではハウィー.Dと共作したそうですが、彼らとの共同作業はいかがでしたか?
マーク:この曲だけが(バンド外の)人に提供してもらった曲なんだ。だから、僕らはヴォーカル部分でアイデアを出して、ケヴィンとハウイーはそのほかの部分のアイデアを出して作った。そんな曲をアルバムに入れることができたのはクールだと思うよ。楽しかったし。
──スロー・バラードの「ホワット・イフ」を1stシングルに選んだ理由を教えて下さい。ほかにアップ・ビートでキャッチーな曲もアルバムに収録されていますが。
パトリック:僕は、「ホワット・イフ」は最近の時流に対して、いいメッセージを送ることができると思うんだ。「ホワット・イフ」が言わんとしていることは、パーフェクトだと思う。
マーク:もしみんなが協力しあったら、世界はどんなに変わるのかっていう曲なんだ。
──「レット・ミー・ジャスト・フライ」はかなりロックしてますが、この曲について教えてください。
マイケル:「レット・ミー・ジャスト・フライ」は僕らのライヴがどんな感じなのかを表わしている曲だと思うよ。曲の内容は、他人に自分のやりたいことを止めさせずに突き進めって曲なんだ。
──では最後に日本のファンにメッセージをお願いします。
マイケル:前に日本に行ったときは、どんな反応をうけるか想像がつかなくて、静かで礼儀正しいなーと思ったんだけど、ショーが終わると大騒ぎになって……。すごく敬意を払ってくれているんだな、ということが理解できてうれしかったよ。
マーク:みんなエキサイトしてくれてそれもよかった。すごく楽しかったよ。挨拶してもすぐ返事も返ってくるし。僕らは皆、日本は大好き! また戻れるのを楽しみにしてる。今度はちゃんとしたショーをやることになってるしね。
取材・文●編集部 |
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